【菊水の京懐石】
各テーブルのセット。英勲の出品酒一覧と御献立が用意され、杯にグラスが盆に乗せられている。
左のグラスは、筆者のウエルカムドリンクの吟醸梅酒。
入り口の梅の香りが高く、甘い入り口の後酸の膨らみあり、再び梅の香を感じる。酸の後から苦渋の味が押してくる。後口は辛味系。梅酒らしい香りと厚みのある酸の世界。
とんぶり卸し和え紅鮭松風鯛南蛮漬け白梅貝酒煮青味大根諸味添え
子持昆布
よこわ間八盛り合わせ
あしらい一式山葵醤油
無花果胡麻味噌掛け
湯葉紅葉麩絹莢木の芽
橙の味噌のしたには、果物の無花果(いちじく)がある。
箸で割ると、無花果の赤い実が見えた。
加熱がしてあったと思うが、無花果を料理でいただくのは初めてである。
鰆柚庵焼葉治神(はじかみ)
葉治神(はじかみ)とは聞いたことがない。調べてみると、「生姜は、『最新園芸大辞典』によると、ショウガは別名ハジカミ。古名はクレノハジカミである。」だそうである。
京生麩万寿
一文字人参青菜
赤飯 胡麻塩
利休豆腐 美味出汁
八丁味噌仕立野菜彩々
御飯香の物
京都の懐石に八丁味噌の赤だしが出たのは意外で面白かった。
グレープフルーツ 巨峰
この巨峰はレイシ程もある大粒のものであった。