top>活動紹介>酒蔵見学>梅乃宿酒造

2/2

日本酒の会 sake nagoya 「酒蔵見学」報告(梅乃宿酒造)の報告

とき:2015年2月21(土)
酒蔵:梅乃宿酒造(奈良県葛城市東室27)
http://umenoyado.com/
宿泊:長谷寺 湯元 井谷屋(奈良県桜井市初瀬828)
http://www.itaniya.co.jp/

 

蔵のイメージは整理整頓されていて清潔感があり、酒造りに現代の知恵を取り入れる前向きな感じを受けた。
ただ、昔の酒蔵の雰囲気はちょっと少なかった、光物の道具が多かった印象を受けたからかもしれない。
わたしは黒光りした柱やデコボコした通路やずーっと使用しているネンキが入った道具に趣を感じる。
お酒の味には関係ないけど。

蒸米機

放冷機

仕込みタンク

槽

酒母タンク

 

見学中に機械から麹を剥がす作業に丁度出会った。
ボートを漕ぐ時に使用するオールの様な物で順に剥して行く。

麹を剥がす作業

麹の欠片をもらって試食したらほんのり酒の味がした、当たり前だ。

麹を剥がす作業2

 

試飲タイムでは並んだ酒瓶を次々に飲む。
H氏やO氏は、杜氏さんに質問したり美味しいねと言い合いながら飲み進んでいく。
Y女史はどれを買って帰ろうかと迷ったり悩んだりして、宅急便で配達を依頼していた。
「梅乃屋本舗」さんはリキュールにも力を入れている、珍しい品種のももやみかん等もあった。
リキュールは甘くてジュースみたいで本当の「酒飲み」には敬遠された。
私はコレをみやげに買った、みかんリキュール。

試飲タイム

 

見学終了して今日の宿がある長谷寺駅に向った。

お忙しい中、見学をお受けいただきありがとうございました。

記念写真

 

「宿泊宴会編/湯元 井谷屋」
お天気に恵まれた21日、夕方になってやはり少し寒くなってきた。
新庄駅から乗車して長谷寺駅に着いたのは、午後4時20分頃。
長谷寺駅は人影まばらでちょっと寂しい雰囲気の駅だった。
長谷寺は古く「花の御寺」と称されている、4月下旬から5月上旬に咲く牡丹で有名だ。
わたしは行った事が無いので、長谷寺と牡丹は、またの機会のお楽しみにした。

改札を出たところで今日の宿泊先、長谷寺の近くにある温泉宿「湯元 井谷屋」さん(奈良県桜井市)へO氏が電話を入れた。
「湯元 井谷屋」さんは連絡をすれば駅まで迎えに来てくれる。
駅は結構高い所にあり、駅のすぐそばには長~い階段の道があった。
門前町の街道沿いに旧館と別館が向き合って建っている「湯元 井谷屋」さんまで車で10分位だった。

午後1時半から見学の予約時間だったので予定どおりだ。

湯元 井谷屋

 

ここで途中参加のT氏と合流した。
T氏は私達と合流するまで、時間の余裕があった様で長谷寺参りをして来たらしい。
昔からの旧館に泊りたい場合は予約が必要との事だった。
私たちの泊る部屋は別館の2部屋、広さはどちらの部屋も10畳はあったと思う。
特に女子は2人なので広びろとしていた。
畳の奥には3畳位の板の間があり小さい洗面所も付いてあった。
部屋の窓からは下に池があり赤い金魚が泳いでいた。
その時は金魚と思っていたけれど今思えば小さな鯉だったかもしれない。
泊った部屋は別館、しかしかなり旧館ぽかった。
もっともっと昔ながらの雰囲気を望むなら旧館に予約が必要って事だろう。

午後4時半。夕食まで時間があるのでゆっくりとお湯を楽しんだ。お湯は全体にさらっとしていた。
お風呂は大きかった、広い。キャッチコピーは千人風呂だ。
さて、高度成長期の頃には団体客が大勢来たんだろう、と思える大広間で夕食が始まった。
全員で5名ですけど、この大大大広間で食事するの・・。予想外の広さにびっくりした。
食事する部屋がこの大広間しかなかった、と思えるくらい広い部屋でした。
狭いよりはイイと思って殿様や姫様になった気分で夕食しました。

宴会料理

 

この時にO氏からお借りしたままだったお猪口で飲んだ記憶がありますが、この後、お猪口の行方が曖昧になってしまって今に至ってます。
O氏、大事なお猪口なのに本当に申し訳ありません。
それから、大広間での食事が終り男子部屋へ移動して宴会の続きをした。
またまたずらーっと瓶が並んだ。

宴会の後のお酒

 

あれやこれやでお酒の話で盛り上がる。わたしは暫くしてから2度目の温泉へ抜けた。
Y女史とT氏はあれから延々と話続けていたそうだ。
午後11時半、わたしは今日は楽しかったなぁ、明日のお天気ちょっと心配だけど、どうだろう・・・と思っていたら夢の中へ。

第1日目が終了した。

報告:K

 

戻る