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日本酒の会 sake nagoya 「酒蔵見学」報告(梅乃宿酒造)の報告

とき:2015年2月21(土)
酒蔵:梅乃宿酒造(奈良県葛城市東室27)
http://umenoyado.com/
宿泊:長谷寺 湯元 井谷屋(奈良県桜井市初瀬828)
http://www.itaniya.co.jp/

 

思い返せばこの2日間、楽しい酒蔵めぐりの旅だった。
名古屋から近鉄電車に乗り、訪れた奈良の酒蔵。
同行者は、言い出しっぺの幹事Y女子とO氏、日本酒の会のH氏とT氏、ただの参加者Kの5名。
T氏は1日目の近鉄長谷寺駅で合流した。
どんな(珍)旅だったか思い出しながらレポートします。

第1日目 2/21(土)お天気は春を思わせる様な、晴れ。

「出発編」
9時20分に近鉄「正面改札口」に集合。
わたしは出発に遅れてはいけないと、気合を入れて昨夜は早めに就寝した。
その甲斐あってわたしの思っていた近鉄集合場所へ早く着いた、8時50分。
Y女史に「着きましたよ」とメールを入れた。
駅改札口周辺は土曜の朝という事もあり観光客でざわついていた。
人間ウォッチしながら待っていたが、なかなか同行者は現われない。
ケータイの反応はない。暫くきょろきょろしているとケータイが鳴った、9時19分。

K「もしもし・・」
Y女史「何処にいるの?」
K「近鉄改札口だよ・・」
Y女史「何処の?!」 この返答でピンときた。
K「わかった!そっちに行くから待ってて!」
ナナちゃん人形側にも近鉄改札口はあるのだ。
確かめたら「正面改札口」と看板があった、わたしの勘違いだった。
電話のあとに探しに来てくれたO氏や同行者の皆と合流出来た時はホッとした。
スミマセンと心配掛けた事を皆に謝り、すぐに乗車する近鉄名古屋9時30分発特急に飛び乗った。

「電車宴会編」
次の大和八木駅に着くまでの2時間弱は、遠足気分のノリで電車宴会をした。
O氏やY女史のザックから出てくる持ち寄った酒瓶6本が、電車の窓辺にズラ―と並んだ。

電車の窓辺の酒瓶6本

 

指定席の腕掛けに隠れている小さなテーブルを取り出して、お酒のつまみが並ぶ。
おちょこで乾杯、同行者は全員おちょこ持参だった。
わたしは持って行かなかったので好みのお猪口をO氏にお借りした。
「Kさん、どれがいい?」って何個も持って来ている。
駅に着くまで、好きなお酒を吟味しながら楽しんだ。
そして当然ながら盛り上がった。
ひょっとして、この合宿で一番盛り上がった時間かもしれない。
大和八木駅に11時30分着。

「昼食編」
大和八木駅を降りて徒歩10分位、O氏が調べてくれた「粋庵」さんでランチタイム。
粋庵さんのたたずまいは、落ち着いて昔の面影を残したイイ雰囲気だった。

「粋庵」さん

 

そばに川があり、橋のたもとには由緒ある立派な松の大木があった。
この頃は松くい虫にやられて茶色くなった松を見かけることが時々あるが、
この松は緑の針葉樹が綺麗な大木だった。
病気にならず、ずっと枯れないでいてほしいと願う。
4人で座敷きに陣取り、メニューの中から今井町の地名の付いた「今井膳」(1000円)を全員注文した。

今井膳

蕎麦

 

居酒屋等で見かける冷蔵庫のガラス扉からは、お酒も見える。

冷蔵庫のお酒

 

お店の女性にお勧め酒を聞いてそれも注文した、「出世男」と「花巴」の2種類。
美しく盛られた料理とお酒、もり蕎麦で幸せなイイ気分になった。
私は昼間っからこんなにお酒飲んじゃって・・ほんのり酔っ払いだ。
そして、昼食の後は本日のメイン酒蔵訪問先のある新庄駅へ向かった。
粋庵さんからの最寄駅八木西口駅から乗車した、午後1時頃だった。

「酒蔵見学編/梅乃屋本舗」
お昼を「粋庵」さんで済ませた後は、とうとう今回の旅の目的である酒蔵見学だ。
新庄駅から10分程歩く、この日のお天気は春うらら・・日射し暖かく風は無く、散歩日和だった。
「今日は暖かいねぇ」と言いながら、O氏は上着を脱いで手に持って歩いていた。
黒い板塀が見えた。本日の見学先、奈良県葛城市にある「梅乃屋本舗」さんに着いた、午後1時20分。
午後1時半から見学の予約時間だったので予定どおりだ。

散歩日和

 

「梅乃屋本舗」さんの入り口に、大きな麻のれんが掛けられてあった。そばには私たちのウェルカムボードがあった。

ウェルカムボード

 

幹事のO氏がご挨拶の為に中に入って行く。
手にはY女史が名古屋から持参した名古屋限定金の鯱ほこパッケージ高級海老せんべいを持っている。
包装の金の鯱ほこが名古屋名物らしく、持ち運びの重量は軽く高級感あり。
Y女史「重いと大変でしょ、(今日と明日と)見学先は2ケ所だし・・」セレクトに納得した。
O氏と蔵の案内をしてくれる女性が出てきた。杜氏さんにもお会いできそうだ。
仕込みの蔵へ案内してくれる、「隣の棟です、歩いてすぐです」
仕込みの蔵の向かいが住居との事、その庭の老木の梅の花が3分咲きぐらいに咲いていた。

老木の梅の花が3分咲き

 

蔵見学で蔵に入るにあたり、先ずは女性からiPadで簡単な説明を聞いた。
昔からの酒造りにも現代のIT進歩は取り入れられているのだ。
画像を見せてもらって説明を聞いていると良く解る。わたしは、ふむふむと分かったつもりになる。
説明を聞いたらメッシュの帽子をかぶり、下足はゴム草履に履き変えて靴は下駄箱へ入れた。

iPadで簡単な説明

 

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