【反省会】
見学終了後は、迎えに来た送迎バスに乗って、「反省会」と称する酒宴を行うべく、飲み処「はやかわ」に向かった。
「はやかわ」はかなり大きな飲み処であるが、今日は折しも国府宮の裸祭りの当日である。
祭りの終わった後の宴会客の予約で母屋も離れも満席。
我々は、離れに案内された。離れには座卓の島が2列設けられており、右側が我々の島、左側は裸祭りの参加者らしい。
持参した大吟醸楽園と隠し吟醸とお店の商品「清洲城信長 鬼ころし 生貯蔵酒」を中心に「反省会」の開始である。
大吟醸楽園19BY
K杜氏も酒は寝かせた方が美味しいとの発言があり、新酒は新酒の良さが、熟成酒は熟成酒の良さがある。
一般の店頭では、中々お目にかからない「清洲城信長 鬼ころし生貯蔵酒」。
「はやかわ」には常備されている。スッキリとした味わいである。
隠し吟醸は、相変わらずバランスが良い。
最近のパッケージは、内側がアルミ箔ではなく、プラスチックだそうである。アルミではリサイクルの面で問題があるそうでそうなったとの話であった。
お造り。鰤・鯛・帆立・甘海老・鮪・蛍烏賊の盛り合わせ。どれも新鮮で生きの良い刺身であった。
普通のトマトサラダ。
揚げ物。薩摩揚げ、串カツ、ししゃもの唐揚げ、軟骨の唐揚げ
生き蛸の刺身。驚いたことに今まで生きていたものを切り刻んだらしい。
刻まれた蛸の足がそれぞれ動き回っている。例えは悪いがミミズが蠢いている様である。
誰かがいたずらでもっと動かせてみようと言い、日本酒を垂らした。足達は喜んでいるのか大騒ぎである。
残酷だが、口に入れるとコリコリとして美味い。少し舌に吸い付かれるのは新鮮さの極みである。
寒鰤と並んでこの時期の味覚、鱈の白子。
これも新鮮で、苦味・えぐ味が全く無く、口の中にまったりとした旨さが広がる。
旨味のある大吟醸によく合う。
普通のポテトフライ。
白身の魚の唐揚げ。
K杜氏(製造部長)を囲んで、日本酒談義に話が弾んでいると、もう一つの島のお客さん達が到着した。
祭りの興奮・余韻が部屋に満ち、益々弾んだ雰囲気になった。
斯くして、裸祭りの興奮と一体となって反省会は粛々として進んだのであった。
(報告 T&Y)
【「はやかわ」のデータ】
この店は繁盛している所為か料理は新鮮で生きがよいし、メニューも豊富で、お薦めである。
住所: 愛知県清須市助七五反田31(東海道本線枇杷島駅より徒歩10分)
電話: 052-400-2494
営業時間:11:30~13:30、17:00~23:00(L.O.22:00)※ドリンク/L.O.22:30
定休日:月休
座席数:140席
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