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ごとう屋さんと林商店さん共催の「日本酒を楽しむ会」に参加しました。 (2006.1.29)

ごとう屋さんと林商店さん共催の「日本酒を楽しむ会」に参加した。ごとう屋さんには時々お世話になるが、このような会に参加するのは始めて。このような会は常連さんがいるだろうから遠慮しながら参加したのだが、第1回とのこと、それを聞いて少し安心した。
さて今回のコンセプトは燗酒。書斎派飲み人は、パソコンの前で飲んだり、急いで飲むことが多いのでつい常温が多いのだが、確かに面倒を厭わなければ燗酒はうまい。ということで、今回の参加と相成った。
主催者の挨拶では、先ず、酒造りには様々な技術があるが、100年前の造り・原点に戻った酒つまり純米酒にこだわりたいという挨拶があった。自分としては、最初に純米と枠を作って飲んでいるのでこの挨拶には大賛成だ。
そのあとは、伝心、大七生?、我家の春、初夢桜純米大吟醸、神亀時の流れ大古酒と試飲が始まった。
試飲酒の評価は又の機会としたいが、今回、初めて飲んだのは「水麹」なるものである。ご存知のように酒造りの最初の工程は糖化である。まあこれはつまり甘酒である。今回の水麹には既に乳酸が添加されており少しすっぱかったが、この工程では飲んだことはないのでつい感動してしまった。
その後、ついつい飲んでしまい今に至るのであるが、うれしかったのはごとう屋さんの人柄である。お上手の言えない方で、また誠心誠意やってらっしゃるのがよくわかった。
次回の会は、2月19日午前、初夢桜の天埜さんの酒蔵見学、その次は長珍さんに行くとのことであった。
書斎派飲み人としてはまた是非行きたい会ができてしまった。
(なお、蛇足ながらお土産があった。諏訪泉さんのだぼだぼの酒かす(だぼだぼはつまり籔田を使ってないということ。これは嬉しい)、神亀のカップ酒、あとかりんとうだった。)

報告:T

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