1/22(日)13時、抜けるような青空と突風の吹き荒れる中、房島屋蔵元「所優」と日本酒の会次期会長候補Mと、岐阜「酒の中島屋」主催の「ざっぷんの会」に参加する。
会場は、JR岐阜駅から北へ徒歩7~8分「ざっぷん」、オープンテラスを抜けた入口の扉を開けると、既に、常連達が自分の思いを語り合い、今か今かとその開催を待ち望んでいた。
店内の間接照明が、今回の主役に気を使うかの如く、柔らかな空間と雰囲気を醸し、如何にも本酒会を心待ちにしているように演出する。
そんな中、「天狗舞 有歓伯 特別大吟醸」による、中島屋店主による乾杯でスタート!
天狗舞の最高峰と言えば「吟こうぶり」と勝手に認識していた小生にとっては、「そんなのあるの?」と、いきなり度肝を抜かれた感じ。
最も分かり易く説明すれば「4合で16,250円」の酒で天狗舞の最高峰である。
印象については筆紙で現すのが困難であり、参加者のみが知るところである。
さて、今回選ばれた精鋭は約25名、その中で小生が腰を下ろしたテーブルには、このあとお仕事?かと思うお姉さまが既に陣取り、今日は何の会に参加したのか忘却しそうになる。
乾杯後の気になるラインナップは、
小生が蘊蓄を語るより、このラインナップをご覧頂ければ、この会の意気込み、想い、凄みを感じて頂ける筈。
本酒会は、第190回目の開催、時代に左右されない伝統と凄みを兼ね備えている。がその反面、酒販店ご夫妻のお人柄か、新参者でも「す~っ」と吸収してしまう、「ふわっ~」とした空気、懐の深さ、器の大きさをも感じさせる会であり、気付けば左腕の時計は午後7時を指す。
その後、JR岐阜駅内「あおい」にて、房島屋「所優」、蓬莱泉「鎌本」を交え、将来の日本酒について熱く語り合う。
正に、飲み手、造り手が渾然一体となった「日本酒の会」であった。
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