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日本酒の会 sake nagoya 「酒蔵見学」報告(高澤酒造場)の報告
とき:2010年2月21日(日)
酒蔵:高澤酒造場(富山県氷見市北大町18-7)
https://ariiso-akebono.jp/
<2日目>
起床は全員6:30から7:00頃で、朝風呂に入る人と海岸を散歩する人に分かれていたようです。昨夜の酒と睡眠不足から目を覚ますには最良の方法でした。
7:10頃から朝食をいただきました、特に小生にはたくわんの漬け物が美味しかったです。(年ですかね)
今日の目的地である高澤酒蔵への出発が民宿のバスで10:10頃なので、時間の余裕が2時間ほど有り、TVを見たり昨日の余った酒を試飲して過ごしました。
朝風呂に入って朝酒(これが美味い)をいただく、人生最高の極楽でしょう。小原庄助さんの気分もさぞやと思いました。(これにハマると危ないです)
(民宿「與市郎」 https://yoichirou.com/ )
いよいよ10:10民宿のバスで出発し、10:20髙澤酒造場に着きました。
道路に面して店舗があり、造りは裏側になっていました。本日は蔵開放の日で、朝一番から我々以外に20人から30人の方が来ておられ説明会場は満席状態でした。一合瓶(搾りたて生原酒利右エ門・有磯曙)と酒粕をいただき椅子に座ると、甘酒と蒸しパンをいただきました。これが素朴な味でなかなか美味しかったです。
10:30頃から高澤利朗社長の全般説明がありました。
初代利右エ門は、富山湾から昇り、海面を黄金色に染める美しい日の出の勢いと縁起の良さから、銘柄を「曙」と命名いたしました。氷見沖は天然の生け簀、四季折々豊かな幸に恵まれています。そんなキトキトの海の幸、料理に合ったキリッとしまった端麗辛口、言うなれば「海の酒」から豊潤な味わいのものまで、当酒蔵場では醸造しております。地元の食材と料理の味を引き立て、その地で醸された酒、それが、地酒のあるべき姿だと考えるからです。信条は、大量生産せず1本1本に愛情を注いで精魂込めて醸造すること。小規模の造り酒屋ならではの心配りと目利き、明治からの伝統の技と近代的な醸造技術でこれからも味わい深い酒造りに精進してまいります。とのお話でした。
10:45頃から高澤龍一杜氏が造りについて説明をされました。今年は気候が寒くて酒造りには良い出来でした、とのこと。現在は甑倒しも終わったそうです。
唯一純米吟醸を搾り中で、セメの段階でした。試飲をしましたが、利右エ門の生や純米生原酒よりは吟醸の生はセメでも旨いと思いました。
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