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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2024年4月19日(金)
場所:割烹 みどり(名古屋市中区栄三丁目)
テーマ:春に呑みたいお酒Part2
参加者:25名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
神渡
純米大吟醸 無濾過生原酒
国産米 ・ 49%
豊島屋
(長野県)
3,300
(1.8L)
調査中  微発泡。ほぼ透明の酒色。綿菓子のような甘い香りがある。上質な強い甘味と旨味が口中に広がり、程よく消えていく。後半はグレープフルーツのような苦味と強いアルコール感でスッキリ感を演出。ジューシーで華やかな一本。
而今
純米吟醸 千本錦 生
広島県産千本錦 ・ 55%
木屋正酒造
(三重県)
3,960
(1.8L)
酒泉洞堀一  微発泡。ほぼ透明の酒色。ブドウやピーチの華やかでエレガントな香りがある。強い甘味を中心にバランスよく酸味が寄り添いフルーティ。中盤にはきれいな旨味が伸びやかに広がる。 7
日高見
純米吟醸 うすにごり生酒
国産米 ・ 50%
平孝酒造
(宮城県)
3,410
(1.8L)
サケハウス、 富屋酒店、 吉田屋  微発泡。うす濁り。パインの様なしっかりした甘味、キレのある酸味、たっぷりした旨味がありバランスが良い。スッキリしていながら、甘味や旨味の余韻が続くという高いレベルでフィニッシュを迎える。 9
基峰鶴
特別純米 無濾過生
夢しずく ・ 60%
基山商店
(佐賀県)
3,300
(1.8L)
調査中  微発泡。ほぼ透明の酒色。バナナのような華やかな香りがある。程よく上品な香りがある。酸味は低目でさっぱりしている。最後はほろ苦くスッキリ切れていく。 6
黒龍
純吟 垂れ口 生酒
福井県産五百万石 ・ 55%
黒龍酒造
(福井県)
3,575
(1.8L)
森正商店、 リカーワールド21シバタ、 知多繁 ほか  薄い黄緑色の酒色。接着剤の香り、緑っぽい香り、ミルキーな香りがある。甘味、きれいな酸味、スッキリした旨味で濃淳で、やや辛い。中盤からは甘味や旨味が続く。 10
寫楽
純米吟醸 無濾過生
国産米 ・ 50%
宮泉銘醸
(福島県)
3,941
(1.8L)
吉田屋  僅かに発泡感がある。ほぼ透明の酒色。フルーティな香りがある。強い甘味と旨味、バランスの良い酸味が配され中盤にはアルコール感を伴うしっかりしたコクを感じる。意外とさわやかであっさりした印象。 8
一白水成
純米吟醸
美郷錦 ・ 50%
福禄寿酒造
(秋田県)
3,960
(1.8L)
酒泉洞堀一  ほぼ透明の酒色。甘い香りがある。甘味は少なく酸味は中庸。高めのアルコール感と苦・渋味ですぱっと切れていく。シャープでスッキリした辛口の一本。 1

純米大吟醸 雄町 生酛 生酒
岡山県産雄町 ・ 50%
聖酒造
(群馬県)
3,905
(1.8L)
酒泉洞堀一  微発泡。微かに黄金色の酒色。木のような香り、穀物の香りがある。やや重めの甘味があり、ふっくらと炊けたお米をイメージさせる。ほんのりした旨味のあと、ほろ苦さと共に消えていく。やや重いかも。 3
桜吹雪
大吟醸 出品仕込
特別栽培米 千本錦 ・ 40%
金光酒造
(広島県)
5,940
(1.8L)
調査中  微発泡。ほぼ透明の酒色。さっぱりした上質な甘味と暖色系の柑橘類を思わせる酸味が滑らかに広がる。旨味は少なく、最後はしっかりした苦味がコクを形づくりながら甘味の余韻が続く。 2
早瀬浦
純米滓酒 浦底 冬の海
酒造好適米 ・ 55%
三宅彦右衛門酒造
(福井県)
3,850
(1.8L)
サケハウス  微発泡。薄く濁る。接着剤の香り、木のような香りがある。細かな滓のため、トロリとした甘味の印象が強いが苦味もしっかりしている。穀物感溢れるこってりした吞み口。個性的で好みの分かれる一本。 4

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「春に呑みたいお酒Part2」お楽しみいただけたでしょうか。
随分遅かった桜の季節も終わり、いつの間にか藤の季節となりました。
私ごとですが、4月から津島に異動になりました。地元では4月29日まで天王川公園で藤まつりというポスターをよく見かけますので公園を覗いてみました。まだまだという感じでこちらも桜と同様に随分開花が遅れているようです。やっとこの週末あたりは見ごろとなり、よい香りが漂うことと思います。
4月27日(土)には天王川公園のすぐ近くにある津島神社で、「ご酒印」という海部地区の6蔵が集まるイベントが初めて開催されます。雨天だと中止との情報を近くの酒販店さんで伺いました。何とか良い天気になり、藤を見に来たお客さんで賑わうことを祈るばかりです。
藤の花は勿論春の花ですが、古今集を見ていたら藤の花を歌った和歌の下の句に「春は幾日も あらじと思えば」とありました。藤の花の咲くときには春は幾日も残っていない…季節だけは確かに巡っていきます。
さて次回の定例会、どんなお酒と出会えるかお楽しみに。(T)

 


お刺身盛り合わせ


肉じゃが


焼きホタテ


とんかつ。おろしポン酢で。


タケノコご飯。ミョウガがうれしい。

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