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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2022年6月17日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:ちょっといい、私が飲みたいお酒
参加者:28名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
鳳凰美田
/純米大吟醸酒 無濾過本生
/兵庫県西脇市山田錦 ・ 40%
小林酒造
(栃木県)
5,500
(1.8L)
オオタケ、 吉田屋 ごく薄い黄金色。僅かに優しいリンゴの香りがある。上品で透明感を湛えたしっかりした甘味を中心に据え、たっぷりした美味しさを楽しませてくれる。柔らかくまろやかながら、アルコール感と炭酸の辛味が味を引き締め次の盃を誘う。 6
結ゆい
/特別純米酒 亀口直汲み生酒
/岡山県産赤磐雄町米 ・60%
結城酒造
(茨城県)
3,960
(1.8L)
調査中 完熟リンゴ、バナナの様な甘い香り。しっかりした甘味があるが、強い発泡感があるのでさっぱり飲める。ふくよかなゆったりしたボリューム感があり濃厚。最後は苦味と炭酸の刺激で締めくくる。 5
田酒
/純米大吟醸 四割五分
/秋田酒こまち ・ 45%
西田酒造
(青森県)
6,050
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色。リンゴやミルキーな香りがある。上品な甘味と程よい酸味があり、口一杯にきれいでしっかりした味わいが広がる。その後は強めのアルコール感と共にすっきり消えていく。程よく冷やして楽しみたいバランスの良い一本。 1
而今
/純米吟醸 朝日
/朝日 ・ 50%
木屋正酒造
(三重県)
3,740
(1.8L)
酒泉洞堀一 ごく薄い黄金色。微発泡。微かにマスカットの様な甘い香りがある。熟した果実のような甘味、落ち着いた酸味がバランスよく配されまろやかな印象。微かな粘性が優しく味を包み込む。最後は微かな苦味で締めくくる。 4
敷嶋
/純米大吟醸酒
/山田錦 ・40%
伊東
(愛知県)
6,800
(1.8L)
オオタケ、 丸内酒食品 ごく薄い黄金色。発泡感がある。木の香り、メロンの香りがある。強い甘味から始まりスパイシーな辛味、力強い酸味とパワフル。終盤は苦味と辛味がキレ感をつくる。やや味のまとまりに欠けるかも。 3
日高見
/中取り大吟醸
/国産米 ・ 40%
平孝酒造
(宮城県)
11,000
(1.8L)
サケハウス、 富屋酒店、 あさい商店 ごく薄い黄金色。微かに醪の香り、甘い香りがある。程よい甘さでスッキリさっぱりした印象ながら、アルコール感が強い。エキス分が少なくさらっとしながらも後半は苦味などがしっかりコクを感じさせる。白身の刺身に合わせたい。 2
上喜元
/中取り 純米大吟醸
/出羽燦々 ・ 40%
酒田酒造
(山形県)
4,180
(1.8L)
酒泉洞堀一、 あさい商店、 サケハウス 他 ごく薄い黄金色。フルーティな香り、ヨーグルトの様な香りがある。甘味の中の酸っぱさが心地良く果実を搾って飲むよう。中盤からは強めのアルコール感と酸味、苦渋感でキレを演出。濃厚でややべとつくかも。 7

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

定例会お楽しみいただけたでしょうか。
私事ながら、うっとうしい梅雨の季節だが、晴れているときは会社まで歩いて行く。そんな中で一つの気付きがあった。クチナシの香りである。くちなしはこの季節よく見かける白い花で、道を歩いていても甘いエキゾチックな香りが漂ってくることはよくある。あまりにも身近な花だっただけに、しっかりに香りについて感じることもなく良い香り程度に思っていた。しかし、今更ながら、日本酒や白ワインの中にこの香りがあり、何とも表現できなかったその香りがクチナシの香りと気が付いた。
香りを説明するのは難しい。目に見えるものとは違い、現にその香りがあったとしても、大抵複数の香りが混ざっているのでどの部分を指しているかを伝えることすら困難だ。そんな中、~の香りと直接的に表現できる手掛かりを手に入れたことは鬱陶しい梅雨の季節に青空を見た思いだった。
話は変わるが近頃一升2,000円代前半のお酒を試してみることがよくある。そんな中で地味な何の変哲もないラベルを付けた、でも結構いけてる日本酒を見つけることは楽しい。
この会が新しい日本酒の発見、そして新しい出会いの場となればと期待している。
さて、次回のテーマは「気になるお酒」。お楽しみに。(T)

 


今月のテーマは「ちょっといい、私が飲みたいお酒」。肴はネギトロ奴からスタート。


サバの梅しそ煮。


豚肉の冷シャブサラダ。


ジャコみょうが御飯。来月もよろしく。

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