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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2022年5月20日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:私が飲みたいお酒
参加者:28名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
桝々福々
/純米吟醸酒 搾りたて生原酒
/山田錦 ・ 50%
三宅彦右衛門酒造
(福井県)
3,520
(1.8L)
調査中 ごく薄い緑がかった黄金色。粘性がある。微かに木の様な香りがある。口に入れると体温でしっかりした甘味、きれいな酸味が重層的に広がる。アルコール感がしっかり味を支えながら最後は僅かな苦味のコクで締めくくる。濃厚なため、やや飲み疲れるかも。 3
秀鳳
/純米大吟醸 愛山 生原酒
/愛山 ・45%
秀鳳酒造場
(山形県)
4,400
(1.8L)
酒泉洞堀一 ごく薄い黄金色。発泡感、粘性がある。リンゴの様な甘い香りがある。重厚な甘味と程よい酸味でバランスがよく、きれいな旨味が広がる。優しく穏やかだが、強いアルコール感や苦味もありスッキリした味わい。 6
喜楽里
/純米吟醸 蔵出し生原酒
/国産米 ・ 50%
高垣酒造
(和歌山県)
4,389
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色。ムレた香り、接着剤の香り、ルッコラの香りがある。甘味、旨味が強く濃厚だが、強いアルコール感、後半の苦みでしっかりした味わいを形作る。やや飲み疲れるかも。 5
日高見
/純米大吟醸 助六
/国産米 ・ 50%
平孝酒造
(宮城県)
3,850
(1.8L)
サケハウス、 富屋酒店、 あさい商店 ほぼ透明な酒色。ふんわりした甘味の後を快い苦味が追いかけ、上品にあっさり消えていく。バランスよくさわやかでスッキリした印象。食中酒向き。 4
辻善兵衛
/純米大吟醸 愛山
/兵庫県東条町特A地区産愛山 ・50%
辻善兵衛商店
(栃木県)
5,060
(1.8L)
丸内酒食品 ごく薄い緑がかった黄金色。微かにフルーティな香りがある。甘味は低目のためやや酸味が目立つ。しっかりしたアルコール感があり辛味が強く、透明感のあるスッキリした印象。最後はスッキリ切れていく。 1

/純米吟醸 山田錦 生酒
/山口県産山田錦・50%
永山本家酒造場
(山口県)
3,850
(1.8L)
酒泉洞堀一 ごく薄い緑がかった黄金色。発泡感がある。微かにパイン、梨の香りがある。優しい口当たりで、甘味、酸味とも突出しない。最後にほんのり苦味を感じる。バランスはよいが、やや平板でのっぺりした印象。 2
七本鎗
/木桶仕込 木ノ環 生酛生原酒
/滋賀県産減農薬栽培玉栄・ 60%
冨田酒造
(滋賀県)
4,400
(1.8L)
中島屋、 森正商店、 オオタケ ごく薄い緑がかった黄金色。発泡感がある。微かに木の香りリンゴの香りがある。きれいな酸味、重くならない強い旨味を感じた後、苦味を伴って切れていく。渋味が残る。熟成を待ちたい。燗を付けてみたい。 7

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「私が飲みたいお酒」お楽しみいただけたでしょうか。
3月21日をもってまん延等重点措置が解除され2か月、愛知県では大体1日2000人ぐらいの感染者数で推移していますが、徐々に日常を取り戻しつつあります。また、基本的対処方針が5月23日に変更され、道行く人のマスク姿も目に見えて減ってきました。
定例会2日後の日曜日に、蔵開放に参加しました。感染対策のためこじんまりした開催でしたが、屋外での試飲は清々しく、常にも増して盃を重ね日常が戻りつつあるのを実感しました。
また、今週は京都の大手蔵の新シリーズの桃、葡萄、メロンをイメージしたお酒を、ある会でいただきました。その蔵の独特なテクスチャーを引き継ぎながらもジューシーで爽やかな味わいが何とも快く、家で落ち着いてピザや生ハムをつまみにもう一度試してみたいと思っています。
随分日本酒ライフから遠ざかっていましたが、コロナの中でもどんどん美味しいお酒が登場しているようです。皆さんにも新しい出会いが訪れることを祈っています。
さて次回は「ちょっといい、私が飲みたいお酒」。ご期待下さい。(T)

 


今月のテーマは「私が飲みたいお酒」。肴はバイ貝からスタート。


ホタテの辛子酢味噌。


三重の天然ヒラメのお刺身。舟盛り?


さつま揚げ。


長いもの、満月仕立て。


冷やしきしめん。来月もよろしく。

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