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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2022年4月15日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:今、飲みたいお酒
参加者:24名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
雪の茅舎
/美酒の設計 純米吟醸 生酒
/兵庫県産山田錦 ・ 55%
齋彌酒造店
(秋田県)
3,850
(1.8L)
丸内酒食品、 名槌屋、 知多繁 ごく薄い黄金色。僅かにバナナのような香りがある。入口は穏やかで柔らかな甘味、控えめな酸味が整い上品で静謐さを感じさせる。その後は微かな辛味・苦味が甘味・旨味を引き締めながら続いていく。五味のバランスが良くくせがない。温度の変化により印象のふり幅が大きく楽しめる。 1
森嶋
/雄町 純米大吟醸 しぼりたて生酒
/雄町 ・50%
森島酒造
(茨城県)
3,410
(1.8L)
調査中 透明な酒色で発泡感がある。僅かにフルーティな香りがある。甘味、酸味のバランスがよく、しっかりした炭酸感がスッキリ、爽やかに飲ませる。後半のキレ感が口をさっぱりさせる。 2
光栄菊
/月光 無濾過生原酒
/八反錦 ・ -%
光栄菊酒造
(佐賀県)
4,950
(1.8L)
オオタケ 強い発泡感がある。フルーティな甘い香りがある。カルピスソーダのように甘酸っぱくスッキリのみやすい。口中に味が広がった後、見事にキレていく。 7

/岡山・朝日米 純米大吟醸
/岡山・朝日米 ・ 50%
清水醸造
(三重県)
4,675
(1.8L)
富屋酒店、 酒の岡田屋、 オオタケ 他 微かに黄緑がかった酒色。フルーティな甘い香りが穏やかに香る。甘味は強いが、品のよい甘味でスッキリしており、酸味とのバランスが良い。最後は微かな苦味を感じさせながらすっときれいにキレていく。温度によっては重いかも。 4
敷嶋
/1歩目 特別純米 無濾過生原酒
/山田錦 ・60%
伊東
(愛知県)
3,400
(1.8L)
オオタケ、丸内酒食品 細かく発泡する。パインやバナナを思わせる甘い香りがある。甘味、酸味、アルコール感ともしっかりしており、後半の辛味と共にパワフルな印象。最後はすっぱりキレていく。 3
燦然
/新きらめき燦然 純米大吟醸
/岡山県産雄町・50%
菊池酒造
(岡山県)
3,850
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄緑色で微発泡。バナナ、パインのような香りがある。しっかりした甘味があり濃厚。最後は甘味・旨味の余韻が続く。しっかり冷やして飲みたい。 6
蒼空
/特別純米 無濾過生原酒
/赤磐産雄町・ 60%
藤岡酒造
(京都府)
3,905
(1.8L)
富屋酒店 僅かに黄緑がかった酒色。ルッコラの香りやゴマの様な香りがある。甘味・酸味とも落ち着いており、旨味もほっそり。最後に苦味や渋味が残る。全体的にエイジングを感じる。 5

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「今、飲みたいお酒」、お楽しみいただけたでしょうか。
今回、敷島の「一歩目」、つまり亀崎での初醸造のお酒が登場したのでこのお酒について少し触れておきたい。
敷島は半田亀崎のお酒である。蔵は1788年創業で2000年に一旦廃業。今年2022年に創業の地で初しぼりを行い復活した。蔵の場所はsake nagoyaが2006年に蔵見学をさせていただいた天埜酒造さん(現在、盛田金しゃち酒造さん)の直ぐ隣。お邪魔した時、84年生まれの蔵元は広大な建物を修理しながら敷地内のビルで12月の酒造再開に向けて奮闘中でした。勿論その時亀崎で醸したお酒をいただくことはできませんでしたが、蔵元の復活に向けた熱い思いとミネラルたっぷりの水に期待感が高まったことが印象に残っています。
知多半島7蔵目の誕生である。大いに応援していきたい。
さて、次回の定例会は「私が飲みたいお酒」。どんなお酒が登場することやら。お楽しみに。(T)

 


今月のテーマは「今、飲みたいお酒」。肴は豆腐の田楽、さわらのからすみ和えからスタート。


鯛の煮つけ。


わらびとアワビの炊き込みご飯、アサリの味噌汁。来月もよろしく。

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