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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2021年11月19日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:気になるお酒
参加者:28名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント

/純米大吟醸 雅乃智 中取り
/山田錦 ・ 50%
清水醸造
(三重県)
4,620
(1.8L)
富屋酒店、 酒の岡田屋、オオタケ、久田酒店、 あさい商店 透明な酒色。粘性がある。華やかな香りがありフルーティ。程よい甘味、キレイな酸味・旨味でバランスが良く透明感すら感じる。上品でまとまりがよく整った印象。最後は軽く淡くキレていく。 6
鍋島
/純米大吟醸
/山田錦 ・ 35%
富久千代酒造
(佐賀県)
12,100
(1.8L)
酒泉洞堀一
やや青みがかった透明な酒色。フルーティな華やかな香り、僅かにミルキーな香りがある。入口は軽いが強い甘味、柑橘類を思わせる酸味で熟した果実のよう。甘味が重くならないよう良く冷やして楽しみたい。 5
蓬莱泉
/純米大吟醸 生原酒 空
/山田錦 ・ 40%
関谷醸造
(愛知県)
8,580
(1.8L)
酒泉洞堀一、サケハウス 僅かに青みがかった酒色。微かな発泡感、バナナの様な香りがある。しっかりした甘味、裏に潜む辛味で、キレイな中にしっかりした味わいをかたち作る。まろやかで落ち着いた印象でバランスがよい。甘味、僅かな酸味の余韻が快い。 8
磯自慢
/大吟醸純米 雄町50
/岡山産赤磐地区特等雄町 ・ 50%
磯自慢酒造
(静岡県)
6,996
(1.8L)
やすだや ごく薄い黄金色の酒色。香りは華やかながら僅かに熟成感もある。爽やかな酸味がありスッキリ軽い。美しい旨味を豊かに広げながら最後はしっかりした苦味でキレ感を演出。ややスマートでまとまりを感じさせる味わい。 2
而今
/純米吟醸 愛山
/兵庫県産愛山・ 50%
木屋正酒造
(三重県)
4,620
(1.8L)
酒泉洞堀一 ほぼ透明な酒色。微かに発泡感、粘性がある。控えめにフルーティな香りがあり、程よい甘味を中心にバランスよくまとまる。最後は快い苦味を伴いながら素早く引いていく。スッキリしながらもふくよかな飲み口。 1
天美
/純米吟醸 生原酒
/国産米 ・ 60%
長州酒造
(山口県)
3,300
(1.8L)
酒泉洞堀一 ほぼ透明な酒色で発泡感がある。青リンゴの香り、果実を思わせる酸、シロップの様な強い甘味がありジューシー。中盤からは炭酸の辛味、細めの旨味。そして最後に登場する快い苦味がキレを作る。よく冷やして楽しみたい。 4
ほしいずみ
/星泉 №5火入れ原酒
/夢吟香 ・ 60%
丸一酒造
(愛知県)
3,300
(1.8L)
オオタケ 微かな濁りがある。接着剤のような香りがある。きめ細かな泡と爽やかな酸味がフレッシュ感を感じさせる。濃厚な甘味があり、味わいは重めでややばらつく印象。最後は低温のためか苦味が残る。 3
黒龍
/大吟醸 龍
/兵庫県産山田錦 ・ 40%
黒龍酒造
(福井県)
8,800
(1.8L)
森正商店、 リカーワールド21シバタ、 知多繁ほか 透明な酒色。バナナやパインの香りがある。水の様な軽い入口で、甘味を感じた後辛味が立ち上がってくる。バランスよくまとまっており、僅かな旨味の中に熟成感が潜む。後半にはキレ感もあり、さりげなく食材に寄り添う。

7

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

昨年11月以来、久々の定例会は、心配していた感染の再拡大もなく無事開催することができました。皆さん十分お楽しみいただけましたでしょうか。
この1年間はダイヤモンド・プリンセス号から始まり、五波の感染拡大が終わり、今は日常で変わったのはマスクだけのようですが、テレワークでの仕事が始まった方や会議がオンラインになった方など仕事のあり様は随分変わりました。また、生活の面においても会社の飲み会が絶滅して自分の時間が増えたのは私だけでしょうか。
そんな中でのやっとsake nagoyaの再開。ゆったりした席はありがたいのですが、テーブルのアクリル板は何ともやりきれない定例会でした。
そんなことを言いながらも今年もあとひと月余り、次回は一年を締めくくる「スペシャルなお酒」がテーマです。どんなお酒が登場するかお楽しみに。(T)

 


今月のテーマは「気になるお酒」。肴はサバの味噌煮からスタート。


鯖フグの唐揚げ。銀杏の写真は撮り忘れ。


味噌おでん。


炊き込みご飯。来月もよろしく。

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