日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2020年1月17日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:新酒
参加者:51名
今回のお酒(順不同)
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
作 /純米大吟醸 新酒2019 /国産米 ・ 50% |
清水醸造 (三重県) |
4,180 (1.8L) |
富屋酒店、久田酒店 | 透明の酒色。洋梨の香りがある。レースのスカートの様なふんわりとした上質な甘味があり、バランスよくジューシー。後半はある程度の切れを感じる。甘いがさっぱりしてきれいな印象。 | 12 |
両関 /純米生原酒 初しぼり /秋田県産米 ・ 59% |
両関酒造 (秋田県) |
3,003 (1.8L) |
オオタケ | 透明の酒色。麹、メロン、ブドウの香りがある。上質な甘味と柔らかな酸味、旨味のバランスが良い。甘いながらキリっとしてさっぱりしている。最後は薄い苦味のベールを透し甘い余韻が続く。 | 11 |
開運 /祝酒 生酒 /国産米 ・ 60% |
土井酒蔵場 (静岡県) |
2,530 (1.8L) |
リカーワールド21シバタ、久田酒店 | 透明の酒色。ブドウ、バナナの香りが微かにある。しっかりした甘味があり、中盤からが旨味が登場してやや重め。最後は苦味を感じさせながら消えていく。 | 9 |
群馬泉 /初しぼり(特別本醸造) /国産米 ・ 60% |
島岡酒造 (群馬県) |
3,168 (1.8L) |
富屋酒店 | ごく薄い濁り。発泡感がある。パインやグレープフルーツ、ブドウを思わせる華やかな香りがある。爽やかな酸味、中盤からが辛味、苦味を感じさせながらスッキリ切れる。 | 10 |
手取川 /純米生原酒 しぼりたて /国産米 ・ 50%/65% |
吉田酒造店 (石川県) |
2,860 (1.8L) |
吉田屋、 あさい商店 | 発泡感がある。パインやリンゴの華やかな香りがある。スッキリした酸味が爽やかで果実を思わせる。甘味も程よく終盤は炭酸感で切れていく。 | 5 |
三千櫻 /地酒SP 直汲 /国産米 ・ 45%/70% |
三千櫻酒造 (岐阜県) |
2,640 (1.8L) |
酒のひろせ | 微発泡。透明の酒色。ブドウの香りがある。上質な甘味とバランスの良い酸味がある。はっきした旨味を感じるがスッキリしている。華やかだが軽くカジュアルな印象。中盤からは渋味、苦味でコクを感じさせ消えていく。 | 1 |
御前酒 /純米生原酒 菩提酛 にごり酒 /雄町 ・ 65% |
辻本店 (岡山県) |
2,970 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | 微かに濁りがある。熟した果実を思わせる強い甘味にやや控えめな酸味が配される。中盤からはしっかりした旨味が広がる。やや重いかも。 | 3 |
富美川 /しぼりたて生原酒 中取り新酒 初しぼり /国産米 ・ 70% |
富川酒造店 (栃木県) |
2,420 (1.8L) |
調査中 | 微かに黄金色の酒色。アルコールの香り、バナナの香りがある。強いアルコール感、甘味がありインパクトがある。旨味もたっぷりで濃厚な印象。強い苦味のベールを纏いながら甘味の余韻が続く。 | 2 |
志太泉 /蔵出しいちばん 純米生原酒 /五百万石 ・ 60% |
志太泉酒造 (静岡県) |
2,860 (1.8L) |
秋貞商店、 庄兼、地酒処くりもと | 透明な酒色。微かな発泡感がある。パインやバナナの香りがある。優しい甘味と酸味のバランスが良く、旨味もしっかりしながら軽めで穏やか。終盤は薄い渋みの中にほのかな甘味が続く。 | 4 |
播州一献 /七宝 純米 無濾過 生原酒 /兵庫県産兵庫北錦 ・ 65% |
山陽盃酒造 (兵庫県) |
2,860 (1.8L) |
調査中 | 透明の酒色。フルーティな香り、接着剤のような香りがある。柔らかな甘味と落ち着いた酸味のバランスが良い。旨味は少なく全体的に軽い。中盤苦味や渋味を感じさせながらすーと切れていく。 | 8 |
天領盃 /純米吟醸 しぼりたて生原酒 /佐渡産米 ・ 58% |
天領盃酒造 (新潟県) |
3,300 (1.8L) |
調査中 | ごく薄い黄金色の酒色。麹やイチゴの香りがある。全体にさっぱりしてスッキリした飲み口。後半、苦味や渋味が強く硬い印象。ややアルコール感を表面に感じる。 | 6 |
白岳仙 /純米吟醸 荒走 /福井県産五百万石 ・ 55%/58% |
安本酒造 (福井県) |
3,630 (1.8L) |
富屋酒店、酒の中島屋 | 透明の酒色。発泡感がある。甘味は少なく強くさっぱりした酸味、爽やかな旨味を感じる。最後は酸味と辛味の余韻を残しながらスッキリ切れる。 | 7 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
新酒の会お楽しみいただけたでしょうか。
毎年のことですが、寒いこの時期、麹の香りの残る新酒をいただくと、また一年が始まるな…という思いを強く感じます。ただ、今年はいつにもまして暖冬。先日は名古屋で初冠雪観測日が119年ぶりに更新されたという報道がありました。私の子供時代お正月に暖かい日が続くと「今年はよいお正月で…」と亡くなった祖母は決まって言っていましたが、今年の春の様な寒の時期をどのように言うのでしょうか。
閑話休題、次回の定例会のテーマは「気になるお酒」。どのようなお酒が登場するのかご期待ください。(T)
今月のテーマは「新酒」。肴は新春らしい煮物からスタートです。
新酒はやっぱりいいですね。
鶏とキノコの味噌鍋です。
明宝ハムのハムカツ。
真剣に味わってます。
能登のこのわたです。
お漬物。ほっと一息。
美味い酒で笑顔もこぼれます。
〆は、焼きそばです。今年もよろしく!
〔戻る〕