日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2018年9月21日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:雄町
参加者:53名
今回のお酒(順不同)
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
十四代 /中取り純米吟醸 生詰 /赤磐雄町 ・ 50% |
高木酒造 (山形県) |
4,752 (1.8L) |
調査中 | 程よいコクと旨み、華やか、ソフトエッジ、米の力強さ、甘くスッキリ、とろみ、メロン | 2 |
鍋島 /純米吟醸 雄町 /赤磐産雄町 ・ 50% |
富久千代酒造 (佐賀県) |
3,780 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | さっぱり、微発泡、梨のような香り、味に奥行き、フルーティーな旨み | 10 |
山の壽 /純米大吟醸 雄町 生 /雄町 ・ 50% |
山の壽酒造 (福岡県) |
4,320 (1.8L) |
調査中 | リンゴの旨み、スッキリ、ガス感、ドライ、甘みと旨み、バランス良い、やわらかい | 6 |
高千代 /純米吟醸 無調整生原酒 /雄町/一本〆 ・ 59% |
高千代酒造 (新潟県) |
3,240 (1.8L) |
酒泉洞堀一、 秋貞商店、 オオタケ | エレガント、やわらかい、ジューシー、スッキリとした旨み、きれい、すっきり | 11 |
仙禽 /クラシック仙禽 雄町 /ドメーヌさくら・雄町 ・ 40%/50% |
せんきん (栃木県) |
3,348 (1.8L) |
オオタケ、 富屋酒店、 酒泉洞堀一 | すっきり、ラムネ、最後に渋み、おだやか、バナナ、りんご、セミドライ、甘酸っぱい | 1 |
寫楽 /純米吟醸 備前雄町 /岡山県産雄町 ・50% |
宮泉銘醸 (福島県) |
3,996 (1.8L) |
吉田屋 | スッキリとした滑らかさ、ジューシーな味わい、バナナ、、さらっと切れる | 4 |
醸し人九平次 /純米大吟醸 赤磐雄町米から生まれて /赤磐雄町 ・ 50% |
萬乗醸造 (愛知県) |
3,930 (1.8L) |
荒川酒店、秋貞酒店、酒泉洞堀一ほか | 食中酒、フルーティー、微発泡、すっきり、やさしい、ふわっとした甘さ | 12 |
結ゆい /特別純米酒 生酒 /赤磐雄町 ・ 60% |
結城酒造 (茨城県) |
3,456 (1.8L) |
調査中 | とろみ、熟味のある香りの割に甘みあり、爽やか、やわらかい旨み、ふくらむ | 9 |
蓬莱泉 /純米酒 生 /雄町 ・ 65% |
関谷醸造 稲武工場 (愛知県) |
- (1.8L) |
非売品 | アーモンド、杏仁豆腐、フルーティ、キレの中に苦み、乳酸系、熟味、温度上げたい | 7 |
秋鹿 /純米 無濾過生原酒 生酛 /自営田雄町 ・ 70% |
秋鹿酒造 (大阪府) |
3,564 (1.8L) |
ごとう屋、酒屋はやし、 酒のきまた | 食中酒、上品、スッキリとしたバランス、燗を付けたい、干しブドウ、酸が特徴 | 13 |
凱陣 /悦凱陣 赤磐雄町 純米酒生 /赤磐雄町 ・ 68% |
丸尾本店 (香川県) |
3,780 (1.8L) |
秋貞商店、酒のさいとう、酒屋はやし | 甘酸っぱい香り、渋みと酸、パッションフルーツ、ほのかに甘い、さっぱり | 8 |
北島 /純米 生酛 生酒無濾過 /まめ農園雄町 ・ 70% |
北島酒造 (滋賀県) |
3,132 (1.8L) |
富屋酒店、 オオタケ、 酒正 | バナナ、苦渋、程よい酸、口に含むときに広がる、食中酒、フルボディ感 | 3 |
小左衛門 /純米生酛造り 備前雄町原酒 28BY /備前雄町 ・ 65% |
中島醸造 (岐阜県) |
3,564 (1.8L) |
ごとう屋、 知多繁、 酒のさいとう ほか | 熟成、ドライで酸の立つ味わい、燗にしたい、おだやか、フルーティ、きれいな旨み | 5 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
9月定例会のテーマは「雄町」。いかがでしたか?
酒造好適米として有名な雄町。通称オマチストと呼ばれるファンも多く、雄町サミットなんてイベントも開かれるほどです。栽培の9割は岡山県産で、山田錦や五百万石などの優良品種の親として重宝され、現存する酒造好適米の約2/3の品種は雄町の系統を引き継いでいるそうです(by wikipedia)。
そんな雄町、特徴はふくよかな旨みがあって、最後に苦みが来るのが特徴だそうです。
今回の13本はどんな風に感じたでしょうか。
いろいろな温度で表情が変わるので、試飲開始すぐの冷たい頃よりは少し温度が上がった頃のほうが個人的には好みでした。中には燗を付けたいお酒もちらほら。
これからも、お酒をいただくときはお米も気にしながら愉しみたいものです。
さて、来月10月定例会のテーマは「ひやおろし」。
既に出荷が始まっている蔵もありますが、10月1日の「日本酒の日」を解禁日にしている蔵もあります。
どんなお酒が揃うのか。お楽しみに。
今月のテーマは「雄町」。肴は鰆のタタキからスタートです。
今日は13本、酒造好適米 雄町の呑み比べです。
鯖の梅しそ煮です。
メンチカツ デミグラスソースです。
同じ雄町でもいろいろな景色がありますね。
漬物でホッと一息。
すだち飯。じゃことミョウガがいいですね。
たっぷり楽しんでまったりと。お気に入りは見つかりましたか?
〆は松茸のお吸い物でした。来月もよろしく。
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