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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2018年5月18日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「気になるお酒」
参加者:51名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
取扱店舗
参加者のコメント
鳳凰美田
芳 純米吟醸酒 無濾過本生
ひとごこち ・ 55%
小林酒造
(栃木県)
3,672
(1.8L)
オオタケ、吉田屋
ごく薄い黄金色の酒色。メロンやリンゴの香りがある。優しい甘味と程よい酸味がありバランスが良い。メリハリがはっきりしており、最後は心地よい苦味で締めくくる。 5
恵那山
純米吟醸
山田錦 ・ 50%
はざま酒造
(岐阜県)
3,240
(1.8L)
酒の中島屋、酒のひろせ
ごく薄い黄金色の酒色。フルーティな香りやミルクのような香り、僅かな熟成感がある。強い甘味があるが酸味は控えめ。シンプルな飲み口。 9
笑四季
Sensation Black 生 Cseries.
滋賀県産米 ・ 50%
笑四季酒造
(滋賀県)
2,538
(1.8L)
酒泉洞堀一、あさい商店 薄い黄金色の酒色。マスカットやリンゴの香りがある。含んだ瞬間は穏やかだが、直ぐに強い甘味と爽やかな酸味が立ち上がり、意外とさっぱりしている。旨味がありながら華やか、さわやかながらドライな印象がある一本。 8
喜平
新米新酒 純米吟醸 無濾過生原酒
誉富士 ・ 55%
静岡平喜酒造
(静岡県)
3,050
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。バナナのような香りがあり、甘味が口一杯に広がる。程よい酸は香り、旨味と一体になってハーモニーを奏でる。ふんわりとした甘味の余韻をやや強めの苦みが引き締める。 7
自然郷
BIO 特別純米 一番搾り
国産米 ・ 60%
大木代吉本店
(福島県)
2,880
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。発泡感がある。バナナのような香りがあり、酸味が快く、少し辛めでフレッシュ。後半は辛味や炭酸感でスッキリ切れていく。 2
山間
特別純米酒 やんま6号中採り直詰め 無濾過生原酒
国産米 ・ 60%
新潟第一酒造
(新潟県)
3,300
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。発泡感が強く、木のような香りや香ばしい香りがある。しっかりした甘味があるが、苦味がそれを引き締める。最後は甘味と旨味の余韻が続く。 4
手取川
純米吟醸 石川門 生原酒
石川門 ・ 50%/60%
吉田酒造店
(石川県)
3,672
(1.8L)
吉田屋、 あさい商店 ごく薄い黄金色の酒色。フルーティな香りがある。甘味は十分だが、辛味とともに透明で広がりのある酸味があり、スッキリ感を感じる。バランスの良い味わいで後半は快い苦味が少しドライな印象を与える。 12
三諸杉
純米吟醸 無濾過生原酒
山田錦 ・ 60%
今西酒造
(奈良県)
3,078
(1.8L)
オオタケ、酒泉洞堀一 ごく薄い黄金色の酒色。バナナのようなフルーティな香りがある。ふくよかな甘味があるが、程よい酸味や辛味でさっぱりした印象。落ち着いた佇まいで最後は苦味で締めくくる。バランスが良い。

10

會津宮泉
純米酒
雄山錦 ・ 60%
宮泉銘醸
(福島県)
3,500
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。粘性がある。バナナのような香りがあり、たっぷりした甘味と高めの酸を感じる。旨味もしっかりしており濃厚な印象。最後はしっかりした苦味を感じさせながら引いていく。 6
両関
純米吟醸 翠玉
秋田県産米 ・ 50%
両関酒造
(秋田県)
3,240
(1.8L)
オオタケ 薄い黄金色の酒色。微かな熟成感とリンゴのニュアンスの香りがある。少なめの酸と落ち着いた甘味が感じられ、すっきりして、穏やか。後半はしっかりした旨味とコクを感じさせながらきれいに切れていく。 1
二兎
純米吟醸 山田錦五十五 生原酒
山田錦 ・ 55%
丸石醸造
(愛知県)
3,290
(1.8L)
酒泉洞堀一、オオタケ、荒川商店ほか ごく薄い黄金色の酒色。香りは低い。甘味、旨味とも少なめでのなかで相対的に酸味が浮きだす。後半は苦味、渋味で締めくくる。落ち着いた酒中酒。 3
白龍
純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒
五百万石・山田錦 ・ 55%
吉田酒造
(福井県)
3,024
(1.8L)
オオタケ ごく薄い黄金色の酒色。僅かな炭酸感がある。チーズのような香り、ケミカルな香りがある。甘味はやや少なめで穏やかな酸が印象に残る。全体的に味がスリムで、最後は強い苦味を感じる。 11

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)
「気になるお酒」お楽しみいただけたでしょうか。
今回の企画は、聞いたことはあっても、飲む機会のなかったアイテムを試す機会でした。一アイテムごと確認していくと、百聞は一飲に如かず。あまた溢れるネット情報では分からないことが、良いも悪いも確認できたというところでしょうか。sake nagoyaでは引き続き様々なお酒を試していきたいと思います。ご期待ください。
さて、先日平成29酒造年度全国新酒鑑評会の入賞酒目録が発表されました。昔はこのリストを見ても「へ~」という感じでしげしげ見ることはなかったのですが、今はついつい見入ってしまいます。日本酒マニア度は無味乾燥なリストを見続ける時間に比例する というところでしょうか。
さて、次回は「大吟醸生」。中々一本買うには勇気のいる種類のお酒です。お楽しみに。(T)


今月のテーマは「気になるお酒」。肴はとり貝からスタートです。


満開の笑顔。楽しんでますか?


枝豆です。旨いです。


お気に入りのお酒は見つかりましたか?


黒鯛の酒蒸し。自宅じゃできませんね。


和らぎ水も大事です。


名古屋と言えば手羽先。


黒鯛に夢中・・・


あおさのりのお茶漬けです。来月もよろしく。

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