top>活動紹介>定例会>2017年12月

日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2017年12月15日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:大吟醸
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
花垣
/大吟醸 究極の花垣 No.367/限定600本
/山田錦 ・ 35%
南部酒造場
(福井県)
12,960
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。微かに緑を感じさせる華やかな香りと強い甘み旨みのある濃厚な一本。アルコール感もしっかりあり、後半は苦みが味を引き締める。温度によっては飲み疲れるかも。 13
宮寒梅
/醇麗純香 純米大吟醸
/宮城県産米 ・ 35%
寒梅酒造
(宮城県)
5,400
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。バナナの香りやメロンの香りが上品に香る。肌理は細かいが、強い甘みがあり、最後は苦みで切れていく。やや単調に感じるかも。 6
蓬莱泉
/純米大吟醸 生酒
/国産米 ・ 45%
関谷醸造
(愛知県)
-
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。フルーティな香りが上品に香る。濃厚な甘みと旨みがあるが、透明感を感じさせる。奥に深い苦みを忍ばせながら強めのアルコール感が切れを感じさせる。 9
鍋島
/純米大吟醸
/愛山 ・ 45%
富久千代酒造
(佐賀県)
6,480
(1.8L)
酒泉洞堀一 ほぼ透明の酒色。微発泡。ライチを思わせるフルーティな香りがある。肌理細かい甘みと爽やかな酸みがあり、中盤からはきれいな旨みを感じる陰影に富みジューシーな印象。最後は穏やかな旨みの余韻が静かに続く。 4
豊盃
/大寒仕込 純米大吟醸
/国産米 ・ 39%
三浦酒造
(青森県)
6,000
(1.8L)
富屋酒店 ほぼ透明の酒色。微かにリンゴの香りや米の香りを感じる。軽い入口の後、肌理の細かい淡い甘みと少し強めの酸と旨みが広がる。上品できれいでさっぱりしている。最後は苦み、渋みを感じさせながら旨みの余韻が続く。 10
久保田
/純米大吟醸
/新潟県産米 ・ 50%
朝日酒造
(新潟県)
3,672
(1.8L)
吉田屋、 知多繁、 秋貞酒店ほか ほぼ透明の酒色。微かにフルーティな香り、ミルキーな香りがある。軽い入口で米の旨みの奥に潜む甘みを微かに感じる。酸みも程よく水のように淡く落ち着いた印象。後半は米の旨みをじんわりとした苦みで引き締めながら消えていく。 3
山間
/やんま14号 純米大吟醸 中採り直詰め原酒
/国産米 ・ 50%
新潟第一酒造
(新潟県)
5,600
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。フルーティな中に少し気になる香りがある。少し粗いが控えめな甘みがあり、酸とのバランスも良くスッキリして淡白な印象。旨みの余韻が続くが強い苦みも感じる。 5
古伊万里
/前 大吟醸
/山田錦 ・ 39%
古伊万里酒造
(佐賀県)
5,400
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。微かにフルーティな香りがある。バランスよく甘みと酸みがあるすっきりした辛口。後半、苦み、渋みが強く切れがよい。 11
半蔵
/純米大吟醸 赤ラベル
/山田錦 ・ 50%
大田酒造
(三重県)
5,400
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。微かに麹の香りやフルーティな香りを感じる。先ず品の良い甘みを感じた後辛みとソフトな酸を感じる。バランスが良く最後は僅かに苦みを感じさせながらきれいに切れていく。 2
七本鎗
/純米大吟醸 山田錦 斗瓶取り
/山田錦 ・ 35%
冨田酒造
(滋賀県)
12,960
(1.8L)
中島屋、森正商店、オオタケ 薄い黄金色の酒色。洋なしの様な香りがある。先ず上品で控えめな甘みを感じ、次にうまい酸が続く。軽い印象で旨みが全体をまとめながら進む。最後は苦みで引き締めあっけなく終わる。 7
黒龍
/大吟醸 龍
/山田錦 ・ 40%
黒龍酒造
(福井県)
8,400
(1.8L)
森正商店、 シバタ、 知多繁ほか ほぼ透明の酒色。バナナやメロンの様な香りがある。口に含むと淡く水のように淡白。苦みと渋みがコクを感じさせながら進んでいく。最後はまろやかながら辛くあっさり消えていく。 1
天虹
/純米大吟醸
/山田錦 ・ 40%
駿河酒造場
(静岡県)
5,400
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。接着剤のような香りが強い。甘み、酸みとも低くスッキリした印象。最後に強い苦みが残る。やや平板な印象かも。 8
呉春
/大吟醸
/国産米 ・ 40%
呉春
(大阪府)
5,350
(1.8L))
知多繁 ほぼ透明の酒色。酸っぱいような香りやカラメルの様な香りがある。甘みは適度で酸みも普通程度。中盤は酸と旨みが続き最後は苦みを残して切れていく。やや気になるところがあるかも。 12

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

大吟醸のお酒お楽しみいただけたでしょうか。改めて飲み比べてみるとツボにはまった一本もありましたが、少し残念なお酒もありました。皆さんはいかがでしたでしょうか。
さて、世の中に日本酒会があふれかえる中、一年間日本酒の会 sake nagoyaに参加いただき、ありがとうございました。少し前までは名古屋ではあまり日本酒会はなかったのですが、飲食店、酒販店、個人…本当に日本酒会も花盛りとなりました。その中で15周年を迎えることができたのも、毎回美味しい料理を提供いただいている旬彩処かのうさん、ゲストに来ていただいた蔵元さんなど様々な方の支えがあってのこと。とりわけ参加者の皆さんには、毎回お忙しい中ご参加いただき、特に申込み時刻を変更するまでは、酔眼をこすりながら申し込んでいただいていたことと思います。改めて感謝申し上げます。
16年目を迎える日本酒の会 sake nagoyaはこれからも美味しいお酒との出会いを企画していきます。引き続きよろしくお願いいたします。
ではまた、1月の定例会でお会いしましょう。(T)

 


今月のテーマは「大吟醸」。肴は辛子明太子からスタートです。


年末恒例、贅沢なラインナップですね。


天然鯛とサバフグのみぞれ煮です。


天然鯛の竜田揚げです。


真剣に採点中。お気に入りは見つかりましたか?


〆はみぞれ煮の出汁でうどん、ゆずを添えて。来月もよろしく!

戻る