日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2017年2月17日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:新酒
参加者:52名
今回のお酒(順不同)
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
赤武 /純米吟醸NEWBORN /国産米 ・ 50% |
赤武酒造 (岩手県) |
3,672 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | スーッと切れる、ねっとり、米のうまみ、口当たりがよい、モダン、フルーティ、発泡感、まとまりが良い | 4 |
会津中将 /純米吟醸無濾過生原酒 中汲み /夢の香 ・ 55% |
鶴乃江酒造 (福島県) |
3,240 (1.8L) |
調査中 | 冷やして飲みたい、ふくよかな甘い香り、、のど越しが良い、バナナ、旨みたっぷり、あっさり、飴玉のよう、桃缶詰のシロップ | 10 |
川鶴 /純米限定直汲み無濾過生原酒Wisdom /国産米 ・ 65% |
川鶴酒造 (香川県) |
2,646 (1.8L) |
松坂屋名古屋店、オオタケ | 豊潤、発泡感、まろみがある、甘みが酸ですっきり、やわらかい、とろとろ、フルーティ、いちご | 5 |
三諸杉 /純米吟醸 露葉風 無濾過生原酒 中汲み /露葉風 ・ 60% |
今西酒造 (奈良県) |
3,024 (1.8L) |
オオタケ、酒泉洞堀一 | さわやかな切れ味、さらっとしている、メロン、後半ふくらみ、穏やかな香り、フルーティ、きれい、落着き、水の如し | 11 |
高千代 /純米酒しぼりたて生原酒 /国産米 ・ 65% |
高千代酒造 (新潟県) |
2,592 (1.8L) |
酒泉洞堀一、 丸内酒食品、秋貞商店ほか | 米のふくらみ感、さらっとしている、後に残らない、こくがある、甘い余韻、ジューシー、リンゴ、透明感、今どきの酒 | 6 |
聖 /純米吟醸 槽場直詰無濾過生 /五百万石 ・ 50% |
聖酒造 (群馬県) |
2,880 (1.8L) |
調査中 | 甘みが続く、食中酒、ハチミツリンゴ、後味すっきり、ガス感、デキャンタージュが良い?、複雑な味、フレッシュ | 8 |
黒龍 /純吟垂れ口 /五百万石 ・ 55% |
黒龍酒造 (福井県) |
3,240 (1.8L) |
森正、 シバタ、 知多繁ほか | さっぱり、果実のような渋み、ラムネ、食事に合う、青りんご、薄めたカルピス、キレ、新酒っぽくない | 12 |
國権 /純米吟醸生原酒うすにごり /国産米 ・ 60% |
國権酒造 (福島県) |
3,240 (1.8L) |
調査中 | 温度を上げたい、すっきり、甘みが残る、ふっくら、食中酒、やわらかい、甘酸っぱい、雪どけの小川のようにほどけていく | 9 |
栄光冨士 /純米吟醸無濾過生原酒 仙龍 /美山錦 ・ 60% |
冨士酒造 (山形県) |
2,700 (1.8L) |
調査中 | あっさり、べたつき感、深みがある、バランス良い、どっしり、シロップ、甘みを酸でまとめている、練乳をかけたイチゴ | 1 |
田光 /特別純米酒 無濾過中取り生 /神の穂 ・ 55% |
早川酒造 (三重県) |
2,916 (1.8L) |
丸内酒食品 | 体温で味が出る、柑橘系、微発砲、なめらか、苦みで切れる、スイカの皮の様な味わい、リンゴの香り、バランス良し、透明感 | 3 |
池月 /本醸造生うすにごり /国産米 ・ 60% |
鳥屋酒造 (石川県) |
2,570 (1.8L) |
調査中 | 優しい香り、よく切れる、セメ臭、さらっと、にごり、甘くてすっきり、メロン、青りんごの香り、辛いのにまったり | 2 |
越の白鳥 /かめ口一番 無濾過生原酒 /国産米 ・ 70% |
新潟第一酒造 (新潟県) |
2,440 (1.8L)) |
調査中 | 燗にしたい、キレ有り、スーッと切れる、ピリッと感、コクあり、かたい、飲みごたえあり、料理を邪魔しない | 7 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
今月のテーマ「新酒」、いかがだったでしょうか?
「新酒」とは、日本酒造組合中央会の日本酒用語検索によれば「古酒に対する言葉で、その年に造った酒のことであり、狭い意味ではその年にとれた新米で造った酒をいう。まだ熟成が進んでいないため特有な香り(新酒香)がする。」とあります。
「その年」とは日本酒の酒造年度と考えられ、そもそも明治29年の酒造税法では10月1日から9月30日までと定められていたものが、昭和40年の国税庁通達により7月1日から6月30日までと改められました。
新酒の定義は広い意味と狭い意味で微妙に違いますが、日本酒って奥が深いですね。
そんな平成28BY(酒造年度)に醸された日本酒の飲み比べ、この季節ならではの楽しみでした。
さて、次回2月定例会のテーマは昨年11月に引き続き「燗酒」。
「熱燗」ではなく「燗酒」としているのは、日本酒の燗における温度表現で「熱燗」は50度前後とされているため、いろいろな温度で楽しんでいただきたいことから「燗酒」としました。
気になる方は、燗酒の温度による名称を調べてみてください。
今月のテーマは「新酒」。肴はおでんからスタート。
今日も新人さんが参加です。日本酒の輪がどんどん広がってます。
安定の枝豆です。
評価の記録も大切ですね。
伊勢湾天然真鯛の煮つけ。めちゃ旨い!
いろいろなお酒との出会いも楽しみですね。
唐揚げ、タルタルソースを添えて。
楽しんでいただけましたか?
最後は生青のりの雑炊。来月もよろしく!
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