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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2015年9月18日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:愛山
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
鳳凰美田
/純米吟醸 瓶燗火入れ生詰め
/愛山 ・ 55%
小林酒造
(栃木県)
3,672
(1.8L)
オオタケ、丸内酒店 ごく薄い黄金色。パインやメロンの香りがある。完熟した果実を食べるようなたっぷりとふくよかな甘味があり、酸味、苦味は控えめでまろやか。温度によってはやや飲み疲れるかも。 12
十四代
/中取り純米吟醸
/播州愛山 ・ 50%
高木酒造
(山形県)
5,616
(1.8L)
調査中 ほぼ透明な酒色。蜜のニュアンスの甘い香りがある。ふくよかな甘味と旨味があり、しっかりしたコクも感じられる。濃い印象で余韻も長い。温度によってはやや飲み疲れるかも。 10
辻善兵衛
/純米大吟醸
/兵庫県産愛山 ・ 50%
辻善兵衛商店
(栃木県)
4,601
(1.8L)
調査中 ほぼ透明な酒色。フルーティな甘い香りがある。強い甘いと程よい旨味があり、アルコール感がしっかりしたコクを作る。辛味が強いが、比較的余韻は長い。 11
寫楽
/純米吟醸
/播州愛山 ・ 50%
宮泉銘醸
(福島県)
3,996
(1.8L)
調査中 ほぼ透明な酒色。バナナを思わせる華やかな香りがある。やや辛めながら、フレッシュ感たっぷりで甘味、酸味のバランスが良い。最後は苦味を伴ないすっきり切れる。 9
日高見
/純米吟醸 瓶囲い
/愛山 ・ 50%
平孝酒造
(宮城県)
4,320
(1.8L)
サケハウス、 富屋酒店、 あさい商店 ほぼ透明な酒色。バナナのような甘い香りがある。優しい甘味をすっきりした苦味が引き締める。飲み口は滑らかで、比較的すっきりした印象。 7
鍋島
/純米吟醸
/愛山 ・ 50%
富久千代酒造
(佐賀県)
4,428
(1.8L)
酒泉洞堀一 ほぼ透明の酒色。微発泡で洋なしを思わせるフルーティな甘い香りがある。品のいい甘味とバランスの良い酸味は滑らかで、濃い印象。最後は苦味や渋みをまといながら引いていく。 1
来福
/純米吟醸 生原酒
/兵庫県産愛山 ・ 50%
来福酒造
(茨城県)
3,553
(1.8L)
オオタケ、丸内酒店、あさい商店 ほぼ透明な酒色。蜜のような甘い香りがある。きめ細かい甘味が強く、酸味は控えめだが、強いアルコール感がしっかり裏から支える。旨味もたっぷりで余韻は長い。最後は苦味を覘かせながら消えていく。 6
開運
/純米吟醸
/愛山 ・ 55%
土井酒蔵場
(静岡県)
3,888
(1.8L)
酒主人、リカーワールド21シバタ、久田酒店など ほぼ透明な酒色。ごく少し木の香りや香ばしい香りがある。先ず苦味が感じられ、その後、強い甘味や強い旨味を感じる。すっきりした酸味もあり、全体としては爽やかな印象。 4
上喜元
/純米大吟醸
/愛山 ・ 43%
酒田酒造
(山形県)
5,832
(1.8L)
酒泉洞堀一、あさい商店、 サケハウスなど ほぼ透明な酒色。やや粘性があり、華やかな香りがある。先ず苦味を感じた後、軽めの甘味や旨味を感じる。やや酸味が目立ちドライな印象。すっきりしていて切れがよい。 8
雨後の月
/純米大吟醸
/愛山 ・ 50%
相原酒造
(広島県)
4,860
(1.8L)
吉田屋、あさい商店 ほぼ透明な酒色。先ず微かにブドウのような香りを感じた後、口中にしっかりした味わいが広がる。甘味は少なくドライで若々しい印象。最後はさっぱり切れていく。 3
愛酒
/純米吟醸 生酒
/播州愛山 ・ 50%
浪乃音酒造
(滋賀県)
5,184
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。少し木のような香りや米の香りがある。甘味は低調のため、やや酸味を強く感じる。中盤から渋みや苦味を感じ固い印象。やや熟成感を感じるかも。 2
北島
/生酛純米 無濾過生原酒
/愛山 ・ 70%
北島酒造
(滋賀県)
3,087
(1.8L))
富屋酒店 ごく薄い黄金色。微かに柑橘類や木を思わせる香りがある。甘味は少なく、レモンのような爽やかな酸味ですっきりしている。最後は苦味を伴い切れていく。微かな熟成感や旨味が重い印象を与えるかも。 5

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「愛山」のお酒お楽しみいただけたでしょうか。手元の『酒米ハンドブック』には「上手く造ると独特の風味のある酒ができる」とあるのですが、12本唎いてみてお分かりいただけたでしょうか。私は?といえば、多分「これだ!」というのは分かったつもりですが、何せ、唎き酒では連戦連敗の私のこと、さてどんなものでしょうか。
暑かった夏もいつの間にか終わり、日本酒関係の行事が目白押しと思えば、もうすぐ10月1日の「日本酒の日」。今年は日本酒造組合連合会が全国の人と気持ちを一つにして杯を掲げるという趣旨で10月1日午後7時30分に「全国一斉乾杯」を行います。この時間繁華街にいらっしゃる方はあちこちから「乾杯」の声が上がるのを聞くかもしれません。秋の夜長、徳利を相手に静かに杯を傾けるのもよいでしょうが、にぎやかなのも又一興。人生をますます豊かなものにするためにも日本酒をお楽しみください。
さて、次回のテーマは「ひやおろし」。酒蔵で醸造され、貯蔵庫で一夏越えた日本酒は今が飲み頃。この季節にしか楽しめないお酒が「ひやおろし」です。是非ご期待ください。(T)

 


今月のテーマは「愛山」。肴は辛子明太子からスタートです。


今月もたくさんの方が参加です。


おでんです。季節ですね。


日本酒への熱い想い、話も弾みます。


秋刀魚。ひとり一匹です!


ブラインド試飲で真剣に採点中。


祖父江の銀杏です。


仲良くピース。


最後は松茸入りの雑炊でした。来月もよろしく!

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