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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2015年6月19日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:大吟醸生
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
東一
/純米大吟醸 生酒
/山田錦 ・ 39%
五町田酒造
(佐賀県)
5,400
(1.8L)
あさい商店、サケハウス ごく薄い黄金色の酒色で微かな発泡感と粘性がある。微かな木の香りやリンゴやバナナを思わせる香りがある。軽い甘味と程よい酸味でバランスが良く、軽めですっきりしている。 12
くどき上手
/しぼりたて 純米大吟醸 無濾過生酒
/出羽の里 ・ 48%
亀の井酒造
(山形県)
3,132
(1.8L)
吉田屋 ごく薄い黄金色の酒色。メロンや和梨の香りがあり、よく熟した果実のような甘味と僅かな酸を感じる。旨味もたっぷりあり、ふくよかな印象。温度によってはやや飲み疲れるかも。 8
小左衛門
/純米大吟醸 直汲生酒
/赤磐雄町 ・ 47%
中島醸造
(岐阜県)
6,264
(1.8L)
ごとう屋、 知多繁、 酒のさいとう他 ごく薄い黄金色の酒色。僅かに発泡感があり、青リンゴや白ブドウの香りがある。仄かな甘味と爽やかな酸味があり、バランスが良く滑らか。コクを感じさせながら穏やかに引いていく。 9
栄光富士
/純米大吟醸 無濾過生原酒
/愛山 ・ 50%
富士酒造
(山形県)
3,980
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。微かに炭酸感と粘性がある。フルーティな香りが豊かで甘味が強く酸味は控えめ。温度によってはやや飲み疲れるかも。 10
姿
/純米大吟醸 無濾過生原酒
/山田錦 ・40%
飯沼銘醸
(栃木県)
6,480
(1.8L)
知多繁 ごく薄い黄金色の酒色。パインやメロンのような上品な香りがある。甘味を強く感じるが、強い苦みや辛味もあり、全体としてはすっきりした印象を受ける。温度によってはやや飲み疲れるかも。 7
謙信
/純米大吟醸 生酒
/山田錦 ・ 50%
池田屋酒造
(新潟県)
3,240
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。少し炭酸感があり、蒸した米の香りがある。甘味がやや強めだが甘味酸味のバランスが良く、旨味もたっぷり。微かに粘性があり穏やかな口当たり。 1
ほしいずみ
/純米大吟醸 無濾過生原酒
/夢吟香 ・ 50%
丸一酒造
(愛知県)
4,968
(1.8L)
秋貞、 オオタケ、 知多繁ほか ごく薄い黄金色の酒色。桃や梨を思わせる華やかな香りがある。少し粘性があり、まったりとした甘味が口一杯に広がる。微かな炭酸感や穏やかな酸味や辛味がメリハリをつける。温度によってはやや甘すぎるかも。 4
金冠黒松
/大吟醸 雫搾り斗瓶取り無濾過生原酒
/- ・ 50%
村重酒造
(山口県)
5,874
(1.8L)
オオタケ ごく薄い黄金色の酒色。微かにリンゴのような香りがある。優しい甘味と程よい酸味でバランスが良い。旨味は控えめで端正な印象。辛みや苦味がしっかりしたコクを感じさせて引いていく。 5
蓬莱泉
/純米大吟醸 生酒
/- ・ 45%
関谷醸造
(愛知県)
-
(1.8L)
関谷醸造 本社蔵 ごく薄い黄金色の酒色。微かにメロンのような香りがある。甘味、酸味のバランスが良く、爽やかできれいな飲み口。最後は苦味が締めくくる。 6
若駒
/かねたまる 木桶仕込 純米大吟醸無濾過生原酒しずくしぼり
/とちぎの星 ・ 50%
若駒酒造
(栃木県)
5,670
(1.8L)
知多繁 薄く濁っておりやや強めの発泡感と粘性がある。フルーティな香りと醪の香りがある。甘味と柔らかな酸味が印象的でカルピスソーダを思わせる。甘酸っぱさの後は辛味が過り最後を締める。 13
鯉川
/純米大吟醸 生原酒 阿部亀治
/亀の尾 ・ 40%
鯉川酒造
(山形県)
6,048
(1.8L)
酒泉洞堀一、酒屋はやし ごく薄い黄金色の酒色。香りは低いがどこか草原を感じさせるニュアンスがある。甘味が少ないため、心地よい酸が目につき、ドライですっきりしている。中盤から苦みが強く感じられる。 11
醴泉
/大吟醸「蘭奢待」 生酒
/山田錦 ・ 35%
玉泉堂酒造
(岐阜県)
8,532
(1.8L)
シバタ、 森正商店、 久田酒店ほか ほぼ透明な酒色。メロンのような香りがある。甘味は程々で酸味とのバランスが良く、優しくきれい。水のように軽やかだが苦味もしっかり。 3
大那
/大吟醸 全国新酒鑑評会出品酒 無濾過中取り
/吟のさと ・ 40%
菊の里酒造
(栃木県)
6,264
(1.8L))
富屋酒店 ごく薄い黄金色の酒色。木のような香りや優しい梨のような香りがある。綿菓子を思わせる強い甘味と辛味が感じられる。アルコール感が強くキレもあるが、やや地味な印象。 2

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「大吟醸 生」の酒、お楽しみいただけたでしょうか。「何れがアヤメかカキツバタ」という言葉がありますが、どれが美味しいのか、どれが好きなのか悩んでしまうこともあったように思いました。
さて、年度始めにふるさと納税が話題になりました。ふるさと納税は、都市部と地方の自治体の税収格差を埋めるため平成20年に始まった制度で、応援する自治体に寄付した人は2千円を超える額が所得税や住民税から控除される制度です。寄付額の多い東京都港区では26年度に区民が総額で5億円以上を寄付し、1億6千万円の税収減を見込んでいるとのことです。また、返礼品が注目を集める中で、山口県岩国市は10万円以上の寄付者への返礼品を「獺祭 磨き その先へ」とし、受付開始後5日で予定数の120件に達したという情報がありました。
私自身は、日本酒でなく恐縮ですが、昨年は鹿児島県伊佐市に寄付し、伊佐美(720ml)、伊佐大泉(900ml)、伊佐錦(900ml)の3本セットをゲット。結構楽しめました。
先程、ふるさと納税のサイトを確認してみると、4月には沢山あった日本酒銘柄も予定数終了で随分少なくなったようです。ただ、日本酒に限らなければまだまだおもしろい返礼品がありそう。チェックしてみると制度の趣旨には反しますが、掘り出し物が見つかるかもしれません。
閑話休題、次回は恒例の「滋賀県の酒」。例年出足が早く疾っくの昔に満席ですが、参加できる方はお楽しみに。(T)

 


今月のテーマは「大吟醸生」。肴は生しらすからスタートです。


贅沢な飲み比べ。なかなかできませんね。


ピスタチオの入ったモルタデラ。オリーブオイルをお好みで。


ほっと一息、枝豆です。


酒も肴も旨くて・・・、皆さんペースが速すぎます。


豊浜の天然鯛の煮付。梅干しがいいですね。


鶏ムネ肉の味噌カツ。


すっかり仲良くなって、乾杯!


最後はデミグラスソースのオムライス。来月もよろしく!

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