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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2013年12月20日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:大吟醸クラスのお酒
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
蓬莱泉
/純米大吟醸しぼりたて 生原酒
/山田錦 ・ 45%
関谷醸造
(愛知県)
-
(1.8L)
森正商店、酒のきまた、シバタ その他たくさん ごく薄い黄金色の酒色。メロンや梨を思わせる華やかな香りがある。甘味が強く酸は控えめだが、ダレたところはない。旨味もたっぷり。最後まで甘味が口に残る。 1
醸し人九平次
/純米大吟醸 彼の地
/山田錦 ・ 40%
萬乗醸造
(愛知県)
7,126
(1.8L)
酒のきまた、 荒川酒店、秋貞酒店 など ごく薄み黄金色の酒色。フルーツのような香りがある。きれいな酸味と甘味のバランスがよい。たっぷりの旨味があり、コクも感じる。穏やかでジューシーな印象。最後は苦味を残しながら消えていく。 8

/純米大吟醸
/山田錦 ・ 40%
南酒造場
(高知県)
5,250
(1.8L)
秋貞酒店 薄い黄金色の酒色。バナナやメロンのような香りととろみを伴う甘味があり、フルーティ。軽めの酸がありバランスよく旨味もある。終盤にはコクが感じられ、最後は苦味を伴い切れていく。 12
手取川
/大吟醸 名流
/山田錦 ・ 40%
吉田酒造店
(石川県)
5,250
(1.8L)
吉田屋、あさい商店 ごく薄い黄金色の酒色。甘味が前面にあり、やや酸味は控えめだが、まずまずのバランス。味は細めで最後は苦味を伴って切れていく。 9
醸し人九平次
/純米大吟醸 human
/山田錦 ・ 45%
萬乗醸造
(愛知県)
5,693
(1.8L)
酒のきまた、 荒川酒店、秋貞酒店 など ごく薄い黄金色の酒色。微発泡でフルーツのような香りがある。酸味を中心にし、周りに甘味が配される。最後は苦味を伴って切れていく。 7
南部美人
/大吟醸 初ばしり
/山田錦 ・35%
南部美人
(岩手県)
6,300
(1.8L)
吉田屋、 サケハウス、あさい商店 白く濁っている。少しガス感があり、米の香りがある。甘酸っぱく味もたっぷりあり、余韻もある。最後は苦味をともない切れていく。 2
明鏡止水
/大吟醸 斗瓶囲い
/山田錦・ 40%
大澤酒造
(長野県)
10,500
(1.8L)
酒主人、 荒川酒店、サケハウス、酒のきまた ごく薄い黄金色の酒色。香りは低い。上質な甘味と穏やかな酸がバランスよく配される。味は淡く水のようにきれい。さらっとして余韻を残しながら消えていく。 6
酔鯨
/純米大吟醸 斗壜取り 無濾過生
/山田錦 ・ 30%
酔鯨酒造
(高知県)
12,600
(1.8L)
吉田屋、知多繁、サケハウス、市内主要百貨店 ほぼ透明な酒色。微発泡でやや柑橘類のような香りや粉っぽい香りがある。品のよい甘味とスッキリしたきれいな酸味がある。少しの苦味がアクセントとなり旨味もある。 4
鍋島
/純米大吟醸
/山田錦 ・ 45%
富久千代酒造
(佐賀県)
6,300
(1.8L)
酒泉洞堀一 ごく薄い黄金色の酒色。木の香りがある。微発泡でグレープフルーツのような苦味やフルーティな酸味が感じられる。やや旨味が少な目めかも。 5
洗心
/純米大吟醸
/たかね錦 ・28%
朝日酒造
(新潟県)
10,500
(1.8L)
調査中 ほぼ透明な酒色。香りは低い。甘味、酸味ともあまり目立たず穏やか。少し熟成感が感じられるがほっそりした味で上品で淡白な印象。 10
郷乃誉
/山桜桃(ゆすら)純米大吟醸 生々
/山田錦 ・ 48%
須藤本家
(茨城県)
5,000
(1.8L)
酒の中島屋、サケハウス 薄い黄金色の酒色。香りは低い。先ず辛味が感じられ、次に淡い甘味を感じる。酸味は低調、旨味も少なく少し淋しい。最後は苦味でばっさり。 3
越州
/禄乃越州 純米大吟醸
/千秋楽 ・ 40%
朝日酒造
(新潟県)
8,169
(1.8L))
吉田屋、シバタ、名槌屋、サケハウス など 透明な酒色。香りは低い。やや熟成感がある。やさしい甘味と程よい酸味があり穏やか。旨味は少なく加水もありさっぱりしている。終盤は苦味を強く感じる。冷酒では持ち味を発揮できない。常温で試してみたい。 11

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「大吟醸クラス以上の酒」を楽しみいただけたでしょうか。
ところで、12月上旬「和食 日本の伝統的な食文化」がユネスコによって無形文化遺産に登録されることになりました。日本の伝統的な食文化の普遍的な価値が国際機関によって認められ、保護されることなり、観光関係者や日本酒関係者は世界にアピールする絶好の機会と意気込んでいますが、米を食べる機会自体も少なくなった昨今、逆に保護されなければ命脈を保てなくなってしまったとも考えられるところです。日本酒を愛する者としては、どのように日本伝統の食文化を継承していくのか、この難問を考える必要があります。
そろそろホテルに予約してあったおせち料理が届く時間。セブンに行って飲み物も用意しょっと。
さて、次回のテーマは「新酒しぼりたて」。お楽しみに。
では皆様よい年をお迎えください。(T)

 


今月のテーマは「大吟醸クラスのお酒」。肴は舞鶴の天然ブリの刺身から。


真剣に採点中。贅沢なラインナップですね。


矢柄とイトヨリの鍋。あとから牡蠣も追加。温まります。


うまい酒は笑顔になりますね。


ニギスと穴子のつみれ。春菊は鍋に。今日も旨いです。


鍋はあとで雑炊にしました。来年もよろしくお願いします。

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