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日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告

日時:2013年1月18日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:新酒しぼりたて
参加者:50名

 

今回のお酒(順不同)

銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
(容量)
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
一念不動
/純米吟醸 生原酒
/夢山水・55%
関谷醸造
(愛知県)
-
(1.8L)
森正商店、酒のきまた、シバタ他 微かに山吹色の酒色。微かなモロミの香りや華やかなフルーツの香り、甘い香りが感じられる。トロミを伴う強い甘味がある。よく冷やして飲みたい。 12

/槽場旬搾り 無濾過 純米大吟醸 生原酒
/山田錦・35%
加藤吉平商店
(福井県)
5,250
(1.8L)
知多繁、 あさい商店 やや山吹色の酒色。華やかでフルーティな甘い香りと濃密な甘味が印象的。旨味と酸味は弱く柔らかでキメが細かく、最後は幻のように消えていく。 9
賀茂金秀
/特別純米 生
/雄町,八反錦・50%,60%
金光酒造
(広島県)
3,150
(1.8L)
森正商店 ほぼ無色。微発泡でメロンのような香りがある。適度な甘味ときりっとした酸味が爽やか。最後は苦味を伴って切れていく。 10
ロ万
/ZEROMAN 無濾過生酒
/-・-%
花泉酒造
(福島県)
2,749
(1.8L)
調査中 薄い山吹色の酒色。バナナの様な香りがある。甘味は少なめでさっぱりしている。やや苦味は強いがスッキリして切れが良く、スイスイ飲める。 5
雪の茅舎
/純米吟醸 限定生酒
/-・55%
齋彌酒造店
(秋田県)
2,940
(1.8L)
調査中 ほぼ無色。香りは低く柔らかな甘味とほのかな酸味がり、バランスが良い。清らかでさっぱりしているがコクがある。 8
御湖鶴
/生粋しぼりたて純米酒
/-・65%
菱友醸造
(長野県)
2,625
(1.8L)
酒のきまた ほとんど無色。モロミの香りが立ち、飲むとバナナのような香りがある。甘味はあるが、上品で端正な印象。バランスよく最後は苦味で締めくくる。 4
〆張鶴
/しぼりたて生酒
/-・60%
宮尾酒造
(新潟県)
2,280
(1.8L)
吉田屋、中島屋 無色。木のような香りがあり、先ずアルコールのボリュームを感じ、その後強い甘味を感じる。辛味が強くスッキリし切れはあるが、やや苦味が残る。 6
八海山
/しぼりたて原酒 生酒 越後で候
/山田錦(麹米・掛米) 五百万石、ゆきん子舞他(掛米)・60%
八海醸造
(新潟県)
2,408
(1.8L)
知多繁、シバタ、吉田屋他 ほとんど無色でフルーティな香りがある。アルコールのボリューム感が強いがバランスはよい。旨味があり、ミネラル感を感じる。最後はスッパリ切れる。 1
越乃景虎
/にごり酒 活性生酒
/五百万石・65%
諸橋酒造
(新潟県)
2,630
(1.8L)
吉田屋 濁り酒。炭酸のピリピリ感とミルキーな香りが感じられる。トロミがあり、ふくよかでねっとりした甘味がある。アルコール感が強く外見よりすっきり。苦味もあり切れもよい。 2
川鶴
/純米しぼりたて 無濾過生原酒
/-・70%
川鶴酒造
(香川県)
2,730
(1.8L)
調査中 山吹色の酒色。木のような香りと炭酸感が清涼感を演出。甘味と複雑な旨味が感じられ、最後に酸味と渋みを残し切れていく。 3
刈穂
/純米酒 総槽掛け搾り生酒 あらばしり
/秋田酒こまち・65%
秋田清酒
(秋田県)
2,520
(1.8L)
調査中 薄濁りで炭酸のピリピリ感がある。セメダインのような香りが強い。華やかで甘味と酸味のバランスが良い。アルコールがやや浮いて感じられるかも。 11
天狗舞
/しぼりたて生酒本醸造
/-・65%
車多酒造
(石川県)
2,100
(1.8L))
知多繁、サケハウス、吉田屋他 ごく薄い山吹色。バナナのような香りがあり、甘味とともにスッキリ切れる酸味がある。やや雑味感があるが、全体としてはさっぱりしていて切れもよい。 7

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「新酒しぼりたて」の酒、楽しんでいただけたでしょうか。華やかな香りのもの、薄濁りのもの、発泡するもの。バラエティにとんだラインアップで新しい酒造年度の到来を告げていました。ただ、新酒は確かにフレッシュなのですが、まだ旨味も乗っていませんし、味のまとまりにも欠けるもの。成長するにはあと少し時間が必要なようです。
2月になるとあちこちの蔵で蔵開きが開催されます。蔵開きの日には、日ごろは見学できない蔵の中に入ることができ、発酵中のモロミの甘い香りを楽しんだり、杜氏さんを始めとする蔵人に直接話を伺うこともできます。更には絞りたての振る舞い酒を楽しむことができる蔵もあります。
寒さに震えながら絞りたてのお酒を楽しむのも乙なもの。近くに蔵開きをする蔵があれば是非参加されてはいかがでしょうか。ただし行かれる方にお願いしたいことが二つ。一つは飲みすぎないこと。口当たりの良さと雰囲気でつい飲みすぎてしまいがちですが、注意していないと帰りには大変なことになります。もう一つは、帰りにお気に入りのお酒を買うこと。大人はただ酒を飲んではいけません。
さて次回のテーマは「燗酒」。お楽しみに。

 


今日のテーマは「新酒しぼりたて」。肴はホタルイカの酢味噌和えからスタートです。


しぼりたてが勢揃い。楽しみです。


冬の定番、おでんです。


今月も新人さんが多数参加してくれました。


じゃこのサラダ。旨いです。


お隣同士、交流が深まります。


千葉産、金目鯛の煮付けです。なばなを添えて。


皆さん笑顔で和気あいあい。


最後は炒飯でした。来月もよろしくお願いします。

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