日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2012年9月21日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:初秋のお酒
参加者:47名
今回のお酒(順不同)
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
國権 /純米吟醸 秋あがり /五百万石・50% |
國権酒造 (福島県) |
3,360 (1.8L) |
調査中 | リンゴ様の香りのあと、強い甘味と太い味が押し寄せる。酸味は少なくやや強いアルコール感が締めくくる。よく冷やして飲みたい。 | 11 |
八海山 /特別純米原酒生詰 /五百万石(麹)、ゆきの精(もと)、山田錦(添、仲)、トドロキワセ(留)・55% |
八海醸造 (新潟県) |
3,150 (1.8L) |
知多繁、シバタ、酒泉洞堀一、吉田屋、市内主要百貨店 | 華やかな香りがあり、甘味、酸味、旨味もありバランスが良い。ボリューム感も十分で、最後に苦味が後口をすっきりさせる。 | 9 |
飛露喜 /純米吟醸 /-・50% |
廣木酒造 (福島県) |
3,360 (1.8L) |
吉田屋 | やや黄色の酒色でメロン様に甘い香りがある。アタックが強く甘味が強いが酸味がしっかり支えバランスが良い。旨味も十分。 | 6 |
蓬莱泉 /特別純米酒 夢筺 ひやおろし /夢山水、チヨニシキ・55% |
関谷醸造 (愛知県) |
- (1.8L) |
森正商店、酒のきまた、シバタ 他 | かすかなバナナ様の香りとともに秋らしい熟成を感じる。上品な甘味とともに酸が感じられる優しい飲み口。旨味もありまとまりがよい。 | 10 |
仙禽 /線香花火 愛山 無濾過生酒 /愛山・50% |
せんきん (栃木県) |
3,000 (1.8L) |
オオタケ、酒泉洞堀一、富屋酒店 | リンゴを思わせる香りと上品な甘味がある。旨味が膨らんでいくが、心地よい酸味でさっぱりした後味。 | 3 |
伊予賀儀屋 /月見純米 無濾過純米原酒 しずく媛 秋あがり /しずく媛・60% |
成龍酒造 (愛媛県) |
3,098 (1.8L) |
あさい商店 | やや黄色の酒色。リンゴ様な香りがあり甘味がある。アルコールのボリューム感からか辛味が強くキリッとして切れが良い。 | 8 |
篠峯 /雄町 純米吟醸 秋色無濾過生原酒 /赤穂雄町・60% |
千代酒造 (奈良県) |
3,045 (1.8L) |
知多繁、富屋酒店 | やや接着剤を思わせる香りがある。発泡感と酸味でさっぱり。最後は酸味と苦味で切れが良い。やや味が薄めか。 | 5 |
鏡山 /純米原酒秋あがり /さけ武蔵・60% |
小江戸鏡山酒造 (埼玉県) |
2,940 (1.8L) |
調査中 | やや黄色の酒色でミルクの様な優しい香りがある。強いアタックとともに甘味、旨味が押し寄せる。最後に苦味が来て切れていく。 | 4 |
月山 /純米吟醸ひやおろし /佐香錦、改良雄町・50% |
吉田酒造 (島根県) |
2,945 (1.8L) |
吉田屋 | 甘い香りがある。優しい甘味と味がバランスの良さを感じさせる。飲み口はあっさりして最後は微かな苦味が締めくくる。よく冷やして飲みたい。 | 2 |
大那 /夏越し純吟 仕込十九號 無濾過生詰 /美山錦・55% |
菊の里酒造 (栃木県) |
2,940 (1.8L) |
富屋酒店 | やや黄色の酒色。少し緑の植物を思わせる香りがある。甘味は強く旨味もあるが味はややほっそりしている。アルコール感からかすっきり切れる。 | 12 |
大信州 /秋の純吟 /山田錦・55% |
大信州酒造 (長野県) |
2,500 (1.8L) |
調査中 | やや黄色の酒色。リンゴ様な香りが高い。甘味に比べてやや酸味が前に出る。少し味が多いか。 | 7 |
鍋島 /HarvestMoon ひやおろし辛口純米酒 /雄町・60% |
富久千代酒造 (佐賀県) |
2,680 (1.8L)) |
酒泉洞堀一 | やや木の様な香りがある。フレッシュな酸があり、加水によりさっぱりした飲み口。辛味とともに切れていく。 | 1 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
「初秋の酒」楽しんでいただけたでしょうか。いつもは火入れも加水もしていない生原酒が中心の会ですが、今回は一度火入して一夏越えた生詰めが中心。いつもの「生」と比べると落ち着いてまとまりのあるものが多かったような気がしました。
ところで、暑かった夏も終わり、朝晩めっきり冷え込むようになりました。そして10月1日は「日本酒の日」。なぜこの日が日本酒の日かと言えば深い訳があるようですが、大切なことはこの日の前後は日本酒の行事が目白押しのこと。是非どこかの行事に足を運んでお気に入りのお酒を見つけてください。
さて、次回のテーマは「ひやおろし」。初秋の酒とどこが違うのかなんて野暮は言わず、お楽しみに・・・。
今日のテーマは「初秋の酒」。肴は、ナスの煮浸し。
秋に近づき、お酒も料理も美味しい季節になりました。
定番、枝豆です。
里芋と揚げ出しのカニあんかけです。
かのうさん、今日も美味しい肴をありがとう!
牛蒡の鶏つくね、セリとキノコのあんかけです。
サバの味噌煮。旨いっす。
笑顔で呑むお酒は最高です。
最後は炊き込みご飯。お鍋いっぱい!おかわり自由!来月もヨロシク!
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