日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時：2012年2月17日(金)
場所：旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目）
テーマ：祝！１０周年
参加者：52名
今回のお酒(順不同)
| 銘柄 / 種別 / 使用米･精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
| 萩乃露 /大吟醸 至福 氷温瓶囲い限定品 /山田錦・40% |
福井弥平商店 (滋賀県) |
11,000 (1.8L) |
酒泉洞堀一、オオタケ | 熟した果実を思わせる華やかな香りがある。甘味もかなりあるが、裏から支える酸もあり、メリハリがはっきりしている。やや切れが弱いかも。 | 11 |
| 七本鎗 /大吟醸斗瓶取り袋吊り 22BY /山田錦･40% |
冨田酒造 (滋賀県) |
10,500 (1.8L) |
中島屋、森正商店、オオタケ | 華やかな香りがある。甘味と酸味がバランスよく配され、まとまりよくすっきりした飲み口。 | 9 |
| 初亀 /大吟醸 愛 /山田錦・45% |
初亀醸造 (静岡県) |
8,190 (1.8L) |
シバタ、森正商店、酒のきまた、サケハウス | うっすらと果実様の香りがあり、甘酸のバランスが良い。辛味が後口をきれいに収める。 | 12 |
| 義侠 /純米吟醸生原酒 13BY /山田錦・40% |
山忠本家酒造 (愛知県) |
12,075 (1.8L) |
サケハウス、 シバタ、 知多繁他 | シェリー酒のような甘い香りと熟成からの甘味が口に広がる。濃厚な味が独特の世界を形づくる。 | 5 |
| 早瀬浦 /純米大吟醸 /山田錦・40% |
三宅彦右衛門酒造 (福井県) |
7,350 (1.8L) |
サケハウス | きれいなリンゴ様の香りのあとに、アルコール感とともに甘酸っぱい味が押し寄せる。きれいに切れるが若干の渋味が口に残る。 | 1 |
| 常きげん /純米大吟醸「KISS of FIRE」 /山田錦・50% |
鹿野酒造 (石川県) |
3,990 (1.8L) |
調査中 | メロン様な華やかな香りと甘味。酸を伴う複雑な旨味があるがスリムな印象。 | 8 |
| 蓬莱泉 /純米大吟醸「空」 酒づくり体験酒 /山田錦・40%45% |
関谷醸造 (愛知県) |
7,770 (1.8L) |
森正商店、酒のきまた、シバタ、その他たくさん | 柔らかな米粉のような香りと苦味が広がる、カドのない軽い飲み口。やや熟成感があり上品にあっさり切れる。 | 3 |
| 翠露 /大吟醸中取り袋しずく /山田錦・40% |
舞姫酒造 (長野県) |
7,875 (1.8L) |
調査中 | 米の香りがあり、どっしり飲みごたえのある飲み口。後口に苦味が残るかも。 | 2 |
| 醸し人九平次 /大吟醸無濾過割水無 /山田錦・40% |
萬乗醸造 (愛知県) |
4,961 (1.8L) |
のきまた、 荒川酒店、秋貞酒店、酒泉洞堀一 | 微かに梨を思わせる香りがある。アタックが強く辛口白ワインを思わせる酸味が口に広がる。酸と苦味ですっぱり切れるがややエグ味が残るかも。 | 6 |
| 浪乃音 /純米大吟醸 古壺新酒 /播州 愛山・50% |
浪乃音酒造 (滋賀県) |
5,040 (1.8L) |
酒泉洞堀一、オオタケ | 香りがあり、やや濃厚。後口に苦味が残り切れていく。全体にやや特色がはっきりしないような印象。 | 10 |
| 開運 /純米大吟醸 祝酒 13BY /雄町・40%35% |
土井酒蔵場 (静岡県) |
- (1.8L) |
リカーワールド21シバタ | 華やかな香りがある。甘味もあるがやや熟成が進んだ印象がある。切れもよいが後口の苦味が強い。 | 7 |
| 初緑 /純米吟醸無濾過生原酒 /山田錦・50% |
高木酒造 (岐阜県) |
3,045 (1.8L) |
酒の中島屋、酒のひろせ | 木のような華やかな香りがある。アルコールのボリューム感と独特の辛味がありやや重い。後口に味が残るかも。 | 4 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
（コメント）
「祝１０周年！」の酒、お楽しみいただけたでしょうか。
今回の出品は、大吟醸クラスとはいえ、フレッシュで香りの高いものから随分熟成の進んだものまで多種多様でした。その一品一品が会の歴史や関心を象徴するものと考えていただけるとありがたいです。
さて日本酒の会 sake nagoyaは、発足後１年半ほど主に桜華会館の一室で、その後は「旬菜処かのう」さんの１コーナーで開催してきましたが、今ではその「かのう」さんを借りきって開催できるまでになりました。これも、ある時は見学を受け入れ、またある時はわざわざ定例会にまで足を運んでいただいた蔵の皆様や、仲介の労をとっていただいた酒販店の皆様、更には毎回テーマに合わせて素晴らしい季節の料理を提供いただいている「かのう」さんのお陰と感謝を申し上げたいと思います。そして何より、ご参加いただく皆さんにもスタッフとしてお礼申し上げます。今後とも様々な面で応援いただければ幸いです。
次回の定例会は「東北のお酒」がテーマ。震災から早いもので１年が経ちました。私達としても震災を忘れず、支える方法を見出していきたいものです。
今日のテーマは「祝！10周年」。肴はこのわたからスタート。
10年・・・。早いものです。
あんこう鍋です。あったまります。
記念写真撮影会。
カキフライと串かつです。
特別なお酒が揃いました。
新人さん、いかがでしたか。
先ほどのあんこう鍋で雑炊にしました。
すっかり和んでいい気分。今後とも、よろしくお願いします。
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