日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時：2011年6月17日(金)
場所：旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目）
テーマ：東北のお酒
参加者：51名
今回のお酒(順不同)
| 銘柄 / 種別 / 使用米･精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
| 萩の鶴 /純米吟醸別仕込生原酒 /山田錦,美山錦・50% |
萩野酒造 (宮城県) |
3,150 (1.8L) |
調査中 | 穏やかな香り。甘味が強く口中に辛みが残る。温度によってはダレルかも。 | 3 |
| 蔵王 /特別純米ほの馥生原酒 /山田錦,美山錦･60% |
蔵王酒造 (宮城県) |
2,880 (1.8L) |
調査中 | 醪の香りがあり、甘酸っぱさが口一杯に広がる。食中酒としても良さそう。 | 10 |
| 日高見 /震災復興酒 希望の光 /-・60% |
平孝酒造 (宮城県) |
2,730 (1.8L) |
調査中 | 香りは少ない。強い甘味を酸やボリューム感が支え、きれいに切れていく。 | 11 |
| 伏見男山 /華心 純米吟醸生原酒 /富の香・50% |
男山本店 (宮城県) |
2,800 (1.8L) |
調査中 | 薄濁りの若々しい香り。微発泡ときれいな酸ですっきりした飲み口。 | 7 |
| 萩の鶴 /山廃純米うすにごり生原酒 /蔵の華・60% |
萩野酒造 (宮城県) |
2,940 (1.8L) |
調査中 | 桃やバナナのやさしい香りが甘味とともに広がる。微かな苦みがアクセント。 | 4 |
| 南部美人 /純米吟醸 山田錦 /山田錦・50% |
南部美人 (岩手県) |
3,150 (1.8L) |
吉田屋、 サケハウス | 香りは低くリンゴのような酸味が快い。水のように切れ飲み飽きしない。 | 8 |
| 南部美人 /純米吟醸 愛山 /愛山・50% |
南部美人 (岩手県) |
4,500 (1.8L) |
吉田屋、 サケハウス | 華やかな香りと強い酸味・旨味がある。温度が上がると少し重いかも。 | 5 |
| 乾坤一 /ひより純米吟醸生詰原酒 /ひより・50% |
大沼酒造店 (宮城県) |
3,360 (1.8L) |
調査中 | 香りは低く、口中に強い甘味と旨味が広がる。少し重いが苦みがアクセント。 | 2 |
| 夢幻 /純米酒 /トヨニシキ・55% |
中勇酒造店 (宮城県) |
3,000 (1.8L) |
調査中 | ナッツ系の香り。甘味はあるが酸味は低調で、少しメリハリに乏しいかも。 | 9 |
| 栗駒山 /特別純米酒しぼりたて生 /ササニシキ・55% |
奥鶴 (宮城県) |
2,880 (1.8L) |
吉田屋 | 香り低調。強い甘味を裏から酸がバランスをとる。苦辛味がキレを作る。 | 12 |
| 南部美人 /純米吟醸 美山錦 /美山錦・55% |
南部美人 (岩手県) |
2,940 (1.8L) |
吉田屋、 サケハウス | 麹の香りがあり甘味と酸のバランスがコクを作る。後味のキレもよい。 | 1 |
| 墨廼江 /純米吟醸雄町 /雄町・55% |
墨廼江酒造 (宮城県) |
3,050 (1.8L) |
リカーワールド21シバタ、サケハウス | 熟れたフルーティな香り。味が少なくさっぱりしていてサバケもよい。 | 6 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
（コメント）
日本酒の会 sake nagoyaでは大震災にみまわれた東北地方を応援しようと今回の企画を行うことになりました。
先ず、３月１１日に地震、津波に遭われた皆様、そして現在も放射能の被害を受けている皆様にお見舞いを申し上げます。
今回１２種、９蔵の日本酒が出品されました。流石に酒どころだけあり大変レベルの高いものばかりでした。しかし中には、はっきりと災害の爪痕が感じられるものもあり、酒の席ではありましたが、被災された皆様の苦労に思いをはせたことも記しておきます。
いつもは香りがどうの旨味がどうのと言いながら飲んでいますが、お酒の本当の役割は苦しい時、辛い時、そして楽しい時、様々な場面で人々に寄り添い、力づけるものであるように思います。既に災害からは３か月以上経過しましたが、まだまだ出口の見えないつらい日々を送っていらっしゃることでしょう。一日も早く日常を取り戻すことができることを願うとともに、私たちの愛する日本酒が東北地方の人々の心を温める糧となることを切に願っています。
また、このたび縁あって南部美人蔵元の久慈様からお忙しい中直筆のメッセージをいただきました。ありがとうございました。
最後になりましたが、この企画を持ち込み今回多くのお酒をそろえていただいた、そして今は地元宮城県石巻市で支援を続ける定例会常連の"のりちゃん"に感謝申し上げます。
さて、次回は毎年恒例となった滋賀の酒。新しい出会いがあることを期待しています。
今日のテーマは「東北のお酒」。料理は鯨のベーコンからスタートです。
今日も沢山の方が参加いただきました。
蔵の仕込み水も入手です。
今回のお酒は、いかがですか。
鍋です。キノコや牛蒡やお肉。鍋の名前は聞き忘れました。
美味しいお酒で話も弾みます。
キンメダイの煮付けです。豪華！
すっかり和んでます。
最後はサッパリと桶うどん。またの参加をお待ちしています。
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