日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告
日時:2008年11月21日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「燗酒」
参加者:53名
今回のお酒(順不同) |
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
蓬莱泉 /純米吟醸「和」 /山田錦,チヨニシキ・55% |
関谷醸造 (愛知県) |
3,570 (1.8L) |
酒泉洞堀一、The蔵、知多繁、ほか多数 |
バランス良し、爽やか、ぬる燗も良いかも、初心者向き | 11 |
九頭龍 /純米吟醸燗酒 /五百万石・55% |
黒龍酒造 (福井県) |
2,789 (1.8L) |
知多繁、シバタ、森正商店、ほか多数 |
バランス良し、後味に渋み、樽の香り | 6 |
蓬莱泉 /山廃純米「醁」 /五百万石,チヨニシキ・55% |
関谷醸造 (愛知県) |
2,772 (1.8L) |
酒泉洞堀一、The蔵、知多繁、ほか多数 |
酸味がアクセント、バランス良し、後味に甘味 | 12 |
大七 /純米生酛 /五百万石・69% |
大七酒造 (福島県) |
2,630 (1.8L) |
知多繁、市内主要デパート |
柔らかい、まろやか、バランス良し | 5 |
清洲城信長鬼ころし / / ・ |
清洲桜醸造 (愛知県) |
898 (2L) |
市内主要スーパー、コンビニエンスストア |
味が濃い、ぬる燗向き、甘口、するりと入る | 1 |
酒屋八兵衛 /山廃純米酒 /山田錦,五百万石・60% |
元坂酒造 (三重県) |
2,600 (1.8L) |
シバタ、森正商店 | フルーティな甘さ、淡い、木香 | 7 |
雨後の月 /辛口純米 /八反錦,地元米・60%,65% |
相原酒造 (広島県) |
2,100 (1.8L) |
吉田屋 | カカオの香り、香りにクセあり、すっきり | 3 |
白影泉 /山廃純米雄町16BY /雄町・65% |
下村酒造店 (兵庫県) |
3,360 (1.8L) |
酒のきまた | 力強い、酸が程よい、ジャコおろしに合う | 9 |
一念不動 /特別純米 /但馬強力・55% |
関谷醸造吟醸工房 (愛知県) |
2,940 (1.8L) |
酒泉洞堀一、The蔵、知多繁、ほか多数 | すっきり、きれい、やさしい味わい | 10 |
芳水 /純米酒 /山田錦・60% |
芳水酒造 (徳島県) |
2,415 (1.8L) |
酒のつぼい、吉田屋 | 後口良い、軽め、食事に合う | 4 |
剣菱 / / ・ |
剣菱酒造 (兵庫県) |
1,855 (1.8L) |
市内主要スーパー | 厚みあり、熟成感、蜜の香り、昔の日本酒の味 | 2 |
生酛のどぶ / /山田錦,アキツホ・65% |
久保本家酒造 (奈良県) |
3,000 (1.8L) |
酒屋はやし、酒のきまた | にごり、甘くない甘酒、おでんに合う、冷やも試したい | 8 |
五味
特徴
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
今回のテーマは、「燗酒」です。先週あたりから急激に冷え込んできましたので、今まさに旬のお酒といったところではないでしょうか。ということで、名古屋風味噌おでんとともに12本ものお酒を飲み比べましたが、どれも甲乙つけがたく、こってり系のおでんにベストマッチでした。また、燗酒は、酔いのまわりが優しいことを改めて感じましたが、ご参加の皆さんはいかがでしたでしょうか?
人気投票の結果は、地元愛知の「蓬莱泉・和」が圧倒的な人気で、以下少し離れて「九頭龍」「蓬莱泉・醁」「大七」と燗酒の銘酒が続きました。ちなみに「蓬莱泉・和」は、プロの審査員の先生方が選んだ、愛知のお酒の№1とのことで、参加の皆様もなかなかの舌をお持ちのようですね。
ところで、第5位にランクインした「清洲城信長鬼ころし」は、ブラインド中はなかなかの評価でしたでが、銘柄を発表した途端、ちょっとした「どよめき」が起き、以後、手が伸びる方が減ったような…。(お酒を入れ物で判断してはいけません)
いわゆる「三増酒」の良し悪しは、ここではコメントいたしませんが、この技術には恐れ入りました。
また、関谷醸造吟醸工房の荒川杜氏さんより、前回の約束どおりお酒のエントリーをいただきました。ありがとうございました。が、しかし、結果は・・・。次回も楽しみにしています!
さて、次回は年末スペシャルとして「大吟クラス」の普段ではなかなか頂くことができないお酒の特集をしたいと思います。(会費もちょっとアップします!) エントリーはお早めに。
今日のテーマは「燗酒」。豪快に四合瓶ごと燗をつけます。
燗酒には、やはり地元名古屋の味噌おでんですよね。
鍋の前の方は、お酒の温度管理が大変です。
「にごり」だって燗にします。
串カツには、ざく切りキャベツが欠かせません。
お約束どおり、串カツは味噌に漬けて。そして燗酒、たまりません。
熱燗、ぬる燗、人肌燗・・・。いろんな温度でお酒の表情が変わります。
最後は牡蠣雑炊でした。ほかに豆腐サラダや枝豆もありました。
すっかり笑顔!来月もお待ちしています。
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