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2007年5月20日(日)而今を楽しむ会に行ってきました。

やきとり吉兆さん主催の而今を楽しむ会に参加させていただいた。

吉兆さんは、名古屋市則武にある焼き鳥屋さん。うまい鳥と多くの日本酒が楽しめる。
而今は、やわらかな甘みと上品な香りでお気に入り。一通り飲んでみたかった。そんなわけで、参加となった。
今回は、なっき〜氏と参加したのだが、定員20名の会なのに、くま@牛乳さん、Iさんなどなど定例会でお顔を拝見する方が多かった。

さて今回の而今、木屋正酒造さんである。木屋正酒造さんは、三重県名張市にあり、150石(而今100石、高砂50石)を生産。専務&杜氏の大西唯克さんは、4年間の食品関係の会社勤務を経て酒造に取り組む、 31歳の好青年。17年全国新酒鑑評会金賞。ダンチュー4月号でも取り上げられ大ブレーク中の忙しい身である。会の進行役の酒泉洞堀一さんによると「生」はうまみとかおりの調和。「火入れ」はボディがあり、火入れ技術の高さを感じさせる味とのこと。

堀一さんの開会の言葉のあと、大西さんのあいさつ、吉兆・中田さんのお話がありさっそく試飲が始まった。お酒は、それぞれ少しずつ杯に汲まれ、大西さんが説明をする形で進行する。大変丁寧な説明でありがたい。落ち着いて試飲する。

専務&杜氏の大西唯克さん

出品酒について

  1. 而今 特別純米9号おりがらみ生 五百万石 55% 2,730円
    微発泡 2に比べて少し苦みがある。
  2. 而今 純米吟醸八反錦おりがらみ生 60%  2,940円
    甘味が強い。おりがらみは人手がかかるとのこと。
  3. 而今 純米吟醸山田錦 生 3,570円
    伊賀山田50%とのこと。結構味があるが、かおりと味のバランス整っている。酸もあり、きりっとした印象。
  4. 純米吟醸雄町 生 3,570円
    3に比べこっちの方が味がのっている。ワインでいうと雄町はメルローのようなボリューム感、山田はエレガントでシャープない印象がある。好みでは3の山田である。
  5. 而今 大吟醸山田 生 40% 8,400円
    甘味は強いが香りはそれほどでもない。唯一のアル添。500キロのタンク1本という貴重なお酒。3の方が香りがあった気がする。香りを抑えているのだろう。磨いた米を使ったお酒全般にいえるが、味が少なく好みではない。
  6. 而今 特別純米9号火入 2,730円 五百万石
    火入れしても少し炭酸がある。甘く味が濃い。少し嫌いな匂いがある。
  7. 而今 特別純米 三重酵母 火入 2,520円
    これ以外は9号酵母だが、唯一のMK1。イソアミル系の匂いがある。
  8. 而今 純米吟醸八反錦 火入 2,940円
    米の匂いがあり、味が濃い。少し重い印象。6のような匂いがある。
  9. 而今 吟醸山田錦 火入 3,150円 +2 酸1.5
    秋以降出荷予定 今のところ燗上がりはない。今後を期待したい。
  10. 而今 純米吟醸雄町 火入 3,360円
    15.8%まで加水してあるとのこと。甘味があり少し乳酸の匂いがある。ぼてっとしている。9と同様今後を期待した。±0 酸1.6

いつものことであるが、後半は酔っ払ってしまい、メモが不十分である。
一通りの試飲の後、吉兆自慢の鳥料理を味わう。鍋と心臓、レバーの刺身があったが、大変おいしい。大西さんからは、「食中酒を目指す」というお話だったが、いささか重く、存在感がありすぎる。而今全体の印象としては、やはり生が際立っておいしい。 きれいな甘み、バランスの取れた上品な香りがすばらしい。お話を伺うと丁寧な造りをしたいので、量は増やせないとのことだった。

仕込み水は、軟水の井戸水とのことである。軟水系のお酒はたとえば、愛知県の蓬莱泉のようなお酒が思い浮かぶ。筆者としては、一度、軟水と硬水のお酒を飲み比べてみたいと思った。
今日、買いに行ったが売り切れ大人気である。
今後の更なる飛躍を期待したい。

(報告:T)

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