日本酒の会 sake nagoya
「定例会」報告
日時:2025年2月21日(金)
場所:和食処 おか 1階(名古屋市中区丸の内三丁目)
テーマ:新酒Part2
参加者:30名
今回のお酒(順不同)
銘柄 / 種別 / 使用米・精米歩合 |
製造 (産地) |
購入 価格 (容量) |
把握する 銘柄取扱店舗 |
参加者のコメント | 酒 № |
花芽実 /特別純米 にごり生原酒 SILKY CLOUD /三重県産神の穂 ・ 60% |
大田酒造 (三重県) |
3,575 (1.8L) |
調査中 | 強い発泡感がある。白濁している。メロンの香り、ライチーの香りがある。穏やかな甘み、優しい酸味がありフルーティで瑞々しい。強い炭酸感もあり、甘ったるくはならず切れよく楽しめる。 | 10 |
森嶋 /雄町 純米大吟醸 無濾過生原酒 /雄町 ・ 50% |
森島酒造 (茨城県) |
3,630 (1.8L) |
酒正 | 発泡感がある。薄い黄金色の酒色。フルーティな香りがある。やや甘めだが、炭酸の辛味、穏やかな酸味もあり、果実をイメージさせる。優しい飲み口ながら最後は苦みがせり上がってくる。 | 7 |
播州一献 /七宝 純米 生原酒 /兵庫北錦(真吟精米) ・ 65% |
山陽盃酒造 (兵庫県) |
3,080 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | 発泡感がある。桃、バナナ、洋梨のような香りが華やかに香る。しっかりした甘味と微かな酸味がある。中盤からははっきりした苦味が味を引き締める。穏やかな飲み口。よく冷やして飲みたい。 | 5 |
一白水成 /純米吟醸 槽垂れ 生酒 /国産米 ・ 50% |
福禄寿酒造 (秋田県) |
3,530 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | ごく薄い黄緑色の酒色。香りは微かにグリーンをイメージさせる。抑え目の甘味と爽やかな酸味、辛味がありスッキリして日本酒らしい味わい。後半は辛味と苦味で切れていく。すっきりした食中酒。 | 2 |
真稜 /至 純米生原酒 /国産米 ・ 60% |
逸見酒造 (新潟県) |
3,245 (1.8L) |
酒正 | 僅かに発泡感がある。薄い黄緑色の酒色。洋梨のような甘い香りがある。甘味とさわやかな酸味がありジューシー。辛味やほろ苦さもあり、甘いがくどくならない。アルコール感もありすっきりしながらも余韻を楽しめる。 | 9 |
而今 /特別純米 生 /五百万石80%、山田錦20% ・ 60% |
木屋正酒造 (三重県) |
3,300 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | 微発泡。薄い黄金色の酒色。桃や洋梨の様なフルーティな香り、針葉樹の香りがある。上品で優しい甘味と穏やかな酸味のバランスが良い。すっきりした飲み口で最後は僅かな苦味と共に穏やかに消えていく。 | 4 |
陸奥八仙 /ISARIBI 特別純米 生 /青森県産米 ・ 55%/60% |
八戸酒造 (青森県) |
3,520 (1.8L) |
酒泉洞堀一、 吉田屋 | 発泡感がある。薄い黄緑色の酒色。洋梨やリンゴの香りがある。さわやかな酸味、炭酸感の辛味、僅かの甘味のある優しくすっきりした飲み口。旨味はスリムで口中にほろ苦さが響き続ける。 | 8 |
天寶一 /純米大吟醸 生酒 attack攻め /広島県産八反錦 ・ 45%/50% |
天寶一 (広島県) |
2,640 (1.8L) |
富屋酒店、 荒川酒店、 酒正 ほか | 微発泡。薄い黄緑色の酒色。メロンやリンゴの香りがある。落ち着いた甘みと爽やかな酸味、しっかりした辛味ですっきりした飲み口。中盤から強めの苦味が登場しきれていく。ドライな食中酒。 | 3 |
山三 /純米吟醸 無濾過生原酒 /長野県東御市八重原産山恵錦 ・ 55% |
山三酒造 (長野県) |
3,520 (1.8L) |
酒泉洞堀一 | 微かに発泡感がある。ごく薄い黄金色の酒色。僅かに甘い香り、針葉樹の香りがある。穏やかな入口で落ち着いた甘味と僅かに酸味を感じる。旨味は淡白ですっきり優しく飲み飽きさせない。 | 6 |
一歩己 /純米無濾過生原酒 /国産米 ・ 60% |
豊国酒蔵 (福島県) |
2,970 (1.8L) |
調査中 | 僅かに発泡感がある。ごく薄い黄金色の酒色。甘い香り、ヨーグルトの様な香りがある。スッキリした甘味に辛味・苦味が伴い単調にならない。旨味は穏やかでほろ苦さで、きれいに切れていく。 | 1 |
(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください
(コメント)
「新酒Part2」お楽しみいただけたでしょうか。
20年ほど前から、この時期には定点観測のため蔵開放に参加している。「去年よりうまい!」なんてことはわからないが、この10年20年で日本酒は随分美味しくなったようだ。私のお気に入りの武骨なお酒を醸す蔵は、20年近く前に通いだした頃は、搾り機の蛇腹の部分が真っ黒になっていた。しかしこの10年近く前からか、そんなことは全くなく、クリーム色のままである。素人としてはそれが酒質の向上に役立つのかわからないが、まあ清潔になったことは間違いない。
また、ある蔵は雑味感の強いお酒だったが、ある時期から見違えるほどきれいなお酒になった。尋ねてみると徹底的に掃除しているとのこと。各蔵は気が付きにくい細かな部分を少しずつ改善し、旨い酒を造ろうとしているのだろう。
ところで、昨年から新NISAという制度が始まった。2年目を迎えたこの制度の1月の購入総額は、証券10社の合計で2兆3995億円で前年より25%増とのことだ。そしてこの約2兆円の約6割は投信の購入に向けられ、その上位10本に日本株に投資するものは入っていない。
日本酒のことと産業全体のこととを対比するのはアンバランスだが、どうも日本人自身が良くなっていく日本の将来を信じていないようだ。
世界を見渡すと日本は自由で治安が良く、食事も美味しい。外国から学生時代に留学してきて将来は移住を目指す人も多いようだ。日本酒はどんどん美味しくなるのに、肝心の日本人が基盤となる日本の未来を信じていない。まあ部分と全体の方向性は必ずしも一致しないということだろうか。
さて、寒い冬も一段落。日差しはどんどん春の日差しになってきた。次回のテーマは「春に飲みたいお酒」。
ご期待ください。(T)
美味しいものイロイロ
お刺身3種
シュウマイ
鶏もも肉
鯵フライ
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