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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2017年7月21日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「夏のお酒」
参加者:50名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
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銘柄取扱店舗
参加者のコメント
一代弥山
純米吟醸 夏酒(生)
八反錦 ・ 55%
中国醸造
(広島県)
2,674
(1.8L)
調査中
ごく薄い黄金色の酒色。パインや瓜の様な緑を感じさせる香りがほど良い。強い甘味を酸味や苦味がきちんと支える。中盤は太い旨味を感じさせ、最後は旨味と苦みの余韻が続く。陰影に富んだ味わい。 1

純米吟醸酒 夏吟風
吟風 ・ 50%
結城酒造
(茨城県)
3,456
(1.8L)
調査中
微発泡でごく細かな濁りがある。米の香りや白ブドウの香りがある。粗めの強い甘味、バランスの良い酸が感じられる。旨味も強く、濃い印象。最後は苦味の余韻を残しながら引いていく。やや重いかも。 8
流輝
純米 夏囲い無ろか生
亀の尾 ・ 60%
松屋酒造
(群馬県)
2,700
(1.8L)
調査中
おりがらみの微発泡。微かにフルーティな香りがある。爽やかな酸がいかにも夏向きの佇まい。中盤からやや雑味感やベタつきを感じるが、最後はすっと消えていく。 2

夏 純米吟醸
山田錦 ・ 55%
笹一酒造
(山梨県)
3,099
(1.8L)
秋貞商店、酒正
ごく薄い黄金色の酒色。バナナや木の様な香りがある。甘味は程々で爽やかな酸を感じる。中盤はアルコール感や苦味を伴なった旨味を感じさせ、最後はスッキリと消えていく。 3
阿部勘
純米吟醸
国産米 ・ 55%
阿部勘酒造店
(宮城県)
2,970
(1.8L)
調査中
ほぼ透明の酒色。瓜の緑っぽい香りやフルーティな香りがある。爽やかな酸と穏やかな甘味があり、軽い飲み口でややドライ。後半は酸の中に苦味が浮かび上がり続く。 12
清泉
純米吟醸「亀の王」
国産米 ・ 55%
久須美酒造
(新潟県)
3,086
(1.8L)
酒の中島屋、三祐 薄い黄金色の酒色。微かに白い花の香りやフルーティな香りがある。甘味を感じさせる淡い味から入り、その後さっぱりした酸が楽しめる。きれいな夏酒。後半は僅かな甘味をまといながら苦味で切れていく。やや水っぽいという向きも。 6
酔鯨
純米吟醸酒 吟麗summer
国産米 ・ 50%
酔鯨酒造
(高知県)
2,883
(1.8L)
知多繁、サケハウス、オオタケほか ほぼ透明の酒色。微かにバナナの様な香りがある。甘味が最初にごく淡く感じられ、その後は爽やかな酸味と苦味が支配する。旨味はごく少なくさっぱりしてバランスがよい。最後はすっと消えていく。水のようで飲みやすいが、物足りなさを感じる向きも。 7
志太泉
純米吟醸
国産米 ・ 55%
志太泉酒造
(静岡県)
3,024
(1.8L)
秋貞商店、庄兼 ごく薄い黄金色の酒色。メロンを思わせる少し緑っぽいフルーティな香りが僅かにある。穏やかな甘味から始まり、バランスの良い酸を感じる。中盤はジンジャーの様な辛味、旨味が続き上品。軽く爽やかですっきりした印象。やや薄いと感じる向きも。塩焼の魚と合わせたい。 9
瑞鷹
夏酒 吟醸酒
国産米 ・ 58%
瑞鷹
(熊本県)
2,592
(1.8L)
調査中 ほぼ透明の酒色。糖蜜の様な甘い香りや乳製品の香りが微かにある。穏やかな甘味、酸味、旨味が高いレベルでバランスをとる。あっさりした飲み口で、最後は苦味を感じさせながら涼やかに切れていく。水っぽいと感じる向きもあるかも。 10
月の輪
夏限定 旨辛純米
国産米 ・ 70%
月の輪酒造店
(岩手県)
2,592
(1.8L)
庄兼 ごく薄い黄金色の酒色。微かな熟成香がある。ほど良い甘味と爽やかな酸を感じ、その後じんわりと旨味を感じる。穏やかで柔らかな飲み口。最後は爽やかに引いていく。 4
百十郎
純米吟醸 青波BLUE WAVE
五百万石 ・ 60%
林本店
(岐阜県)
2,592
(1.8L)
あさい商店 ごく薄い黄金色の酒色。微かな熟成感が感じられ、バナナのような香りがある。弱い甘味から始まり以外にしっかりした酸味、旨味を感じる。全体に軽く、酸が目立ち辛い。最後は強い苦味を残しながら切れていく。 11
竹雀
超辛口 純米無濾過生原酒
山田錦/五百万石 ・ 60%
大塚酒造
(岐阜県)
2,970
(1.8L))
酒のさいとう、 酒の中島屋、 オオタケ 霞の様な濁りのある微発泡。フルーティな香りがある。甘味は強く旨味もしっかりあるが、前面には重みのある酸が立ちふさがる。終盤は強い苦味が残るかも。 5

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

「夏のお酒」お楽しみいただけたでしょうか。
淡い甘味、爽やかな酸、14度ぐらいのアルコール、キレ、快い苦み、そしてよく冷やしてあること。夏のお酒というとそんなイメージでしょうか。
暑い日の昼下がりには生原酒に氷を浮かせて…あるいは、燗酒一筋というのもよいですが、暑さに疲れた一日を締めくくるには爽やかな夏酒です。そしてちょっぴり度数が低いことも疲れた体にはありがたいことです。
さて、次回の定例会は8月第4週の25日。テーマは「辛口のお酒」。ご期待ください。(T)



今月のテーマは「夏のお酒」。肴は紀州の水ナスからスタート。


吉良のみらいフルーツとまと。


鯖の梅しそ煮です。旨いです。


今日のラインナップはいかがですか?


ゴーヤと豆腐と卵の炒めです。


夏でもやっぱり日本酒ですね。


安定の漬物。


うるめいわしの丸干しです。


最後はスダチ飯。ミョウガがいいですね。来月もよろしく!

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