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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2017年4月21日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「気になるお酒」
参加者:50名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
取扱店舗
参加者のコメント
加茂錦
純米大吟醸 荷札酒 しぼりたて無濾過生原酒
雄町 ・ 50%
加茂錦酒造
(新潟県)
3,327
(1.8L)
酒泉洞堀一
ごく薄い青冴えた黄金色の酒色。微かに発泡感がある。パインやバナナの様なトロピカルな香り、キャンディの様な甘い香りがある。強い甘味と柑橘類のニュアンスの苦味が特徴で旨味もたっぷりしているが、意外とさっぱりしたところも。温度によってはやや重いかも。 9
一歩己
純米うすにごり
国産米 ・ 60%
豊国酒蔵
(福島県)
2,880
(1.8L)
調査中
うすにごり。微かに発泡感があり、華やかなバナナを思わせるフルーティな香りがある。甘味が強いが、メリハリがきいている印象。後半は強い苦味が現れ切れがよい。 8
花の香
純米大吟醸 桜花
山田錦 ・ 50%
花の香酒造
(熊本県)
2,945
(1.8L)
調査中 ごく薄い黄金色の酒色。針葉樹を思わせる香りがある。落ち着いた甘味を感じるが、旨味は少なく水のように軽い。あっさりした飲み口でドライな印象。 7
東洋美人
一歩 出羽燦々
出羽燦々 ・ 80%
澄川酒造場
(山口県)
3,240
(1.8L)
リカーワールド21シバタ、あさい商店 ごく薄い黄金色の酒色。イチゴやリンゴの香り、はちみつの甘い香りがありフルーティ。先ず、肌理は細かいが強い甘味が感じられた後、口の中に旨味が広がる。しっかりした飲みごたえがあり、やや重く感じる向きも。最後は苦味が味を引き締めながら消えていく。 6
両関
純米吟醸 翠玉
秋田県産米 ・ 50%
両関酒造
(秋田県)
3,240
(1.8L)
オオタケ ごく薄い黄金色の酒色。コンポートの様な甘い香りやバナナの香りがある。さらりとした優しい甘味とやや控えめな酸味、苦味が印象的なソフトな飲み口。最後は甘味を感じさせながらあっさり引いていく。 5
豊潤
純米吟醸 生
国産米 ・ 50%
小松酒造場
(大分県)
3,456
(1.8L)
オオタケ ごく薄い黄金色の酒色。微かにフルーティな香りがある。落ち着いた甘味、酸味、旨味でバランスが良い。グレープフルーツの様な苦味や微かな炭酸感がアクセントとなりさっぱりして少しドライだが、口中に旨味の余韻が続く。 10
仙禽
クラッシック 無濾過原酒
亀の尾 ・ 40%/50%
せんきん
(栃木県)
3,348
(1.8L)
オオタケ、富屋酒店、酒泉洞堀一 ごく薄い青冴えた黄金色の酒色。メロン、白ブドウ,パインの香りがあるが、辛口で、酸味も多く、すっきりしており裏切られる。爽やかな酒中酒。 11
宮寒梅
純米吟醸 三米八旨
美山錦/ひより/愛国 ・ 45%/35%/55%
寒梅酒造
(宮城県)
3,360
(1.8L)
調査中 ほぼ透明な酒色。白い花の香りや微かに洋梨の香りがある。優しい口当たりで、口中に徐々にきれいな甘さが広がる。ふくよかな余韻を残しながら最後はあっさり消えていく。軽いタッチが印象的。

3

遊穂
純米無濾過生原酒 初しぼり
五百万石・能登ひかり ・ 60%/55%
御祖酒造
(石川県)
2,830
(1.8L)
知多繁 微発泡。微かに青冴えた酒色。微かに熟成感があり、キャラメルやマンゴーの様な甘い香りが心地良い。甘味と酸味のバランスが良く、中盤から旨味が膨らみ最後は苦味がせり上がってくる。切れを感じるが切れ過ぎず、重くもなく中庸の飲み口。 12
廣戸川
特別純米
国産米 ・ 55%
松崎酒造店
(福島県)
2,700
(1.8L)
調査中 ごく薄い青冴えた黄金色の酒色。パインの様なフルーティな香り、強い甘味があるが酸味も程よくバランスが良い。中盤は適度の旨味を感じさせ、微かな渋みを残しながら駆け抜ける。 2
百春
特別純米酒 生原酒無濾過
雄山錦 ・ 60%
小坂酒造場
(岐阜県)
3,024
(1.8L)
酒泉洞堀一、オオタケ、シバタほか ごく薄い青冴えた黄金色の酒色。僅かに熟成感、パインや木の香りがある。強い甘味の後、苦味やアルコール感が飲みごたえを感じさせる。旨味もたっぷりあり終盤は甘味を感じさせながら消えていく。 1
千代緑
純米吟醸 R−5
秋田酒こまち ・ 50%/60%
奥田酒造店
(秋田県)
3,240
(1.8L)
調査中 ごく薄い青冴えた黄金色の酒色。微かな発泡感がある。洋梨の様な香りや柑橘系の香りがある。甘味は軽めで穏やかでフレッシュな印象。中盤から苦味や辛みが現れ、最後はすばやく消えていく。 4


五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

 

(コメント)
「気になるお酒」お楽しみいただけたでしょうか。全体的にきれいで落ち着いたお酒が多かったように思いました。
さて、4月23日に神亀酒造の小川原良征さんが亡くなられたというニュースが流れました。小川原さんをご存知ない方のため少し説明すると、三倍増醸酒全盛の時代からいち早く純米酒造りを手掛けたパイオニアでした。多くの蔵元や杜氏に影響を与え、平成22年まで開催された名古屋純米燗という行事では毎年メインの参加蔵でした。
sake nagoyaのメンバーも名古屋純米燗にはスタッフとして参加させていただき、私も神亀さんのブースに立たせていただいたことがありました。小川原さんは不思議なユーモアのある人で、杯の燗酒に一滴水を入れると度数が一度下がって柔らかくなるとか、何だったか忘れてしまいましたが普通日本酒にはあいそうにない食べ物が相性ピッタリとか。日本酒業界では有名な方でしたが、気さくに来場者に語りかけていたことを覚えています。確かブースを担当させていただいた時には昭和54年の大古酒が試飲用できたのですが、きれいで旨味のあるお酒でそれをお土産にいただいたこともよい思い出となりました。
年間何百種という日本酒が体の中を通り過ぎていくのですが、神亀の純米はいつもそこから新しく飲むお酒の位置を確認する、私の定点であることを記しておきたいと思います。
上原さんが亡くなり、そして小川原さんが亡くなりました。世代交代を感じる今日この頃ですが、まだまだ日本酒の会 sake nagoyaは続きます。
次回のテーマは「大吟醸生」ご期待ください。(T)

 

今月のテーマは「気になるお酒」。肴は伊勢湾の天然真鯛酒蒸しからスタート。 美味しいお酒は自然と顔がほころびます。 豚シャブサラダです。
明宝ハムのハムカツ。 楽しんでいただけましたか? 最後はじゃこと高菜の炒飯。来月もよろしく!
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