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日本酒の会 sake nagoya 「定例会」の報告

日時:2014年6月20日(金)
場所:旬彩処かのう(名古屋市中区三の丸一丁目)
テーマ:「うすにごり・おりがらみ」
参加者:52名

 

今回のお酒(順不同)
銘柄
/ 種別
/ 使用米・精米歩合
製造
(産地)
購入
価格
把握する
銘柄取扱店舗
参加者のコメント
楯野川
純米大吟醸にごり生
山田錦 ・ 50%
楯の川酒造
(山形県)
3,456
(1.8L)
酒泉洞堀一
ごく薄い濁り。ミルキーな香やバナナの香りがある。強い甘味を穏やかな酸味が支える。アルコール感もあり、辛味も強い。さらっとしていて、きれいに引いていく。 8
豊香
純米吟醸おりがらみ無濾過生原酒
しらかば錦 ・ 59%
豊島屋
(長野県)
2,916
(1.8L)
サケハウス
おりは少ない。ミルキーな香りやメロンの香りやバナナの香りがある。上品だが粘性を伴った強い甘味がある。最後は思うほど、もたつかず、余韻は長い。よく冷やして飲みたい。 7
鍋島
特別本醸造pink label アームストロング砲
佐賀の華 ・ 60%
富久千代酒造
(佐賀県)
2,376
(1.8L)
酒泉洞堀一
薄濁り。強い発泡感がある。爽やかな柑橘類の香りや木のような香りがある。強い甘味を支える酸もしっかりありバランスが良い。アルコール感が強く最後は苦味が締めくくる。 5
秋鹿
純米吟醸 にごり生酒 霙もよう
山田錦 ・ 60%
秋鹿酒造
(大阪府)
3,240
(1.8L)
ごとう屋、酒屋はやし
濃い濁り酒で、強い発泡感がある。香り、甘味はほどほどで、シャープな酸味が目を引く。辛味も強くすっきりとしきれがよい。 12
口万
かすみ生原酒
- ・-%
花泉酒造
(福島県)
3,034
(1.8L)
調査中
肌理は細かいが強い濁りがある。パイン、バナナ、メロンの華やかな香りがある。甘味は強いが辛味やアルコール感も強い。よく冷やして飲みたい。 6

純米吟醸おりがらみ
松山三井 ・ 50%
南酒造場
(高知県)
3,240
(1.8L)
秋貞酒店 薄濁り。リンゴやメロンの香りがある。甘味、酸味のバランスは良く、辛さもあり、すっきりしている。最後は苦味を伴い引いていく。 10
早瀬浦
限定吟醸生酒
山田錦 ・ 50%
三宅彦右衛門酒造
(福井県)
3,672
(1.8L)
サケハウス 薄濁り。フルーティな香りやミルキーな香りがある。少し粘性があり、甘味、酸味がバランスよく配されている。旨味も強いが全体としてはシャープな印象。最後は苦味を伴いすっきり切れていく。 9
寫楽
純米吟醸 夏吟うすにごり
山田錦/夢の香 ・ 50%/55%
宮泉銘醸
(福島県)
3,672
(1.8L)
調査中 ごく薄い濁りがある。弱いパイナップル様の香りがある。粘性を伴う甘味が感じられる。酸味は強くないが、辛く引き締まった印象。後半は苦味がせり上がり切れていく。 3
るみ子の酒
無濾過あらばしり純米生原酒うすにごり袋搾り
山田錦/ひとごこち ・ 60%
森喜酒造場
(三重県)
3,240
(1.8L)
酒屋はやし、ごとう屋、中島屋 薄濁り。微発泡でバナナやメロンの香りがある。甘味に比べてやや酸味が前に感じられ、旨味もたっぷり。苦味を伴いあっさり切れていく。 11
刈穂
純米吟醸 kawasemi"sakura"label
秋田酒こまち ・ 50%
秋田清酒
(秋田県)
3,240
(1.8L)
調査中 ごく薄い濁りがある。メロンの香りが少しある。粘性があり、甘味や旨味は淡く、スッキリしている。全体的には酸味や苦味が印象に残り、あっさりした飲み口。やや味幅が不足気味か。 2
正雪
おりがらみ大吟醸生酒
山田錦/吟ぎんが ・ 35%/50%
神沢川酒造場
(静岡県)
3,208
(1.8L)
リカーワールド21シバタ、あさい商店、森正商店 薄濁り。バナナやメロン様の華やかな香りがある。甘味が強いが、あまり重くならず爽やかな印象。最後は苦味を伴い消えていく。やや気になる匂いがあるかも。 4
神亀
純米活性にごり酒 手造り
- ・ 60%
神亀酒造
(埼玉県)
3,650
(1.8L))
ごとう屋、 酒屋はやし、 知多繁ほか 強い炭酸感がある。濁りは中程度で、米の香り、バナナ様の香りがある。甘味は少なく、酸味が感じ入られる。アルコール感が強く最後は苦味を伴って切れていく。 1

五味

特徴

(注)この評価は、単に参加者の感想を集計したものであり、他意はありませんので、ご了承ください

(コメント)

 「うすにごり・おりがらみの酒」お楽しみいただけたでしょうか。うすにごり・おりがらみというと、辛いお酒が多いのかと思っていましたが、さすがバイヤーさん。きりりとしたものから、甘くふくよかなものまで様々なアイテムがそろい、大変楽しめる会となりました。また、裏方としては抜栓に時間のかかるアイテムがいくつかあり、開始時間に間に合わせるのが、結構スリリングな会でもありました。
 酒屋さんによると、暑くなると日本酒の売れ行きはがくんと落ちるとのこと。7月が近づきいよいよ暑くなりますが、会の皆様は、お酒に氷を浮かべるのもよし、暑いときこそ燗とがんばるのもよし、是非日本酒をお楽しみください。
 さて、次回は「滋賀県のお酒」。毎回、レベルの高いお酒が多く、1年の内でも大変楽しみな会です。是非お楽しみに。(T)



今月のテーマは「うすにごり・おりがらみ」。肴は、茄子の煮びたしからスタート。


活性にごりもあって、栓を開けるのが大変でした。


唐揚げあんかけは一人2個です。


飲みやすいのか、ペースが速いです。


碧南のジャコサラダです。ジャコ、旨!


いろんな業種の方たちとの交流。輪が広がりますね。


金目鯛の梅しそ煮。酒に合います。


気に入ったお酒のラベル撮影。多くの種類が飲めるのは嬉しいですね。


最後は焼きうどんでした。来月もよろしく!

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